初司会の高橋尚子「ついに私にもドッキリが来たか!」
10月3日(土)にテレビ朝日で放送する「わかってください! 涙の人生ソングショー」で、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が初司会に挑戦することが分かった。
同番組は、数々の不幸や挫折を乗り越えた有名人=“人生シンガー”たちが、過去の苦難や支えてくれた人物への感謝の思いを自らの手で歌詞に換え、名曲のメロディーに乗せて歌う…という特別企画で、“ご意見番”の草野仁と“進行役”のオリエンタルラジオ・中田敦彦が高橋の脇を固める。
番組では、まず“人生シンガー”がたどってきた波瀾(はらん)万丈の半生をVTRで紹介。ゲスト審査員と、観客の一般審査員70人は、彼らのエピソードや熱唱に感動したら手元の“感涙スイッチ”を押し、その逆の場合は“ちょい冷めスイッチ”を押して判定していく。そして、最終的に最高ポイントを獲得した人生シンガーに、その得点と同額の“人生の応援金”を贈るというルールだ。
人生シンガーとして登場するのは、大場久美子、元プロボクサーの坂本博之、演歌歌手の大江裕、ものまねメークのざわちん、女子プロレスラー・長与千種の5人。
坂本は幼いころに両親が離婚、施設で育った自分に“人間としての幸せ”を教えてくれた妻・涼子さんへの愛を歌に込めて披露。また、大江は自分を温かく支えてくれた師匠・北島三郎への感謝を、北島の名曲「北の漁場」に乗せて熱唱する。
そして、大場は亡き母への思いを、長与は亡き父との秘話を、ざわちんは母への感謝の気持ちを心に込めて歌い上げる。
司会のオファーが舞い込んだ時は信じられず「ついに私にも“ドッキリ”がきたか!」と勘違いしてしまったという高橋は、無事に初司会をやり遂げ、「皆さんに給水していただいたり、応援していただいたりして、やっとゴールまでたどり着けたなという思いです!」と、充実感たっぷりの笑顔を浮かべた。
そんな高橋の司会ぶりを、草野は「人の心の微妙な動きをきちんと受け取ってつなげていけるのは、生まれついての才能!」と大絶賛。中田も「まるで何年も前からそこに咲いていたひまわりのように自然で嫌みがない。高橋さんについていきます!」と、その存在感を褒めたたえた。
初司会をやり遂げた今、次の“ゴール”はどこかと質問された高橋は「おそらく、家庭や結婚…という話を期待されているのだと思いますが(笑)。今は長い陸上人生を終え、第2の人生に入ってからまだ短いので、現在はいろいろ仕事の幅を広げている段階です。今の私は、陸上に例えればまだ高校生、大学生のレベル。今できないことはできないと素直に認めて、これから実業団選手、そして日本代表…という感じに一歩ずつ一歩ずつ仕事ができるように頑張りたいと思っています」と明かした。
高橋のひたむきな初司会ぶり、そして人生シンガーたちの道のりと熱唱は、感涙必至。果たして見事優勝し、“人生の応援金”を受け取る人生シンガーは誰だ?
10月3日(土)昼4:00-5:25
テレビ朝日で放送