誰もがだまされる!?矢崎広が天才詐欺師に!

2015/10/01 22:34 配信

芸能一般

矢崎広主演舞台「黒いハンカチーフ」が10月4日(日)まで新国立劇場にて上演中

矢崎広主演舞台「黒いハンカチーフ」が10月4日(日)まで新国立劇場にて上演中

本日10月1日に初日を迎えた舞台「黒いハンカチーフ」の公開舞台稽古が行われ、矢崎広いしのようこ浅利陽介らが2時間15分の舞台を鮮やかに彩った。

「黒いハンカチーフ」は'01年に劇団M.O.Pで初演されたマキノノゾミ脚本の人気作で、'02年にはフジテレビ「演技者。」シリーズでTOKIOの城島茂と山口達也が出演した連続ドラマにもなっている。今回、約10年ぶりに'15年版としてリメークされ、さらにマキノとは初タッグとなる河原雅彦が演出を担当する。

昭和30年代の東京・新宿を舞台に、殺された娼婦の仇(かたき)を討つために再集結した“伝説の詐欺師集団”の活躍とその事件の顛末(てんまつ)を描く、“だまし合い”の痛快人情劇だ。初演当時には「ちょっとレトロな極上エンターテインメント」と評された通り、分かりやすいストーリー展開、ハードボイルドな中にも滑稽さがあり、演劇をあまり見ないという人も楽しめる作品になっている。

主人公の医師・日根(ひるね)を演じるのは矢崎広。医師…と言っても“かたぎ”の医師ではなさそうだ。よれよれの白衣で昼間から喫茶店に入り浸り、新聞を読んだりその名前の通り“昼寝”をしたりすることが日常の様子。その喫茶店「ノアール」に集うのは街の娼婦やチンピラたち。ママ(いしのようこ)はそんな常連客を優しく見守る存在だ。

ある日、チンピラの宮下(浅利陽介)が「大金が手に入る」と大騒ぎして「ノアール」にやって来るが、宮下が持ってきたメモが殺人事件を引き起こしてしまう。殺された娼婦の仇を討つため、伝説の詐欺師・フジケンを父に持ちながらその稼業を嫌っていた日根が、一世一代の“詐欺”を行う作戦に出る。

矢崎をはじめ、若手俳優が“昭和ムード”の艶やかな世界に溶け込み、変装したり、声色を変えたりしながら、相手に隙を与えない冗舌な詐欺師を熱演。

また、初演にも出演している三上市朗や、ベテラン俳優の伊藤正之おかやまはじめ鳥肌実吉田メタル村岡希美らがしっかりと周りを固める。

奥行きのある広い舞台を生かした美術セットや舞台転換のスムーズさにも注目だ。あっという間に昭和30年代の東京の世界観に引き込まれる。

仲間と仇、詐欺師と刑事…さまざまな人間が登場するが、その“肩書き”に捉えられていては、足をすくわれる。一体誰の言っていることが“真実”なのか?「だまされた!」と思わず声が出てしまうような“痛快”さを味わえるはず。

公演期間は本日より10月4日(日)まで残り6公演となっている。“だまされた”と思って劇場に足を運んで思い切り“だまされ”てほしい!

「黒いハンカチーフ」
10月1日(木)~4日(日) @東京・新国立劇場中ホール
作=マキノノゾミ
演出=河原雅彦
出演=矢崎広、いしのようこ/浅利陽介、橋本淳、松田凌、桑野晃輔/村岡希美、宮菜穂子、
   まりゑ、武藤晃子、加藤未知/吉田メタル、鳥肌実、神農直隆、高木稟/
   三上市朗、おかやまはじめ、伊藤正之
当日券=S席7800円/A席5500円(全て税込)
【HP】le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00350

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