マック赤坂が今度はきゃりーぱみゅぱみゅに?
日本の低所得者(年収300万円以下)は労働人口の40%を占めるが、国会には彼らの意見を表明する場はどこにもない。そこで、行政や政策には反映されない、日本の低所得者たちの政治的意見をくみ上げるべく、特別に新設されたのがYouTube番組「最底辺委員会」。
社会問題によって底辺の生活を強いられている人物が集結し、日本のさまざまな問題に“最底辺な目線”で真剣に討論する様子を、毎週YouTubeで公開している。
その「最底辺委員会」第1弾では、地下アイドル、若手芸人、ホームレス、女子大生などが集まり、いつまでも解決しない日本の問題の一つである「日韓関係」を語り合うなど、熱い討論を繰り広げ、物議を醸ししている。
第2弾の動画では、「スマイル党」総裁・マック赤坂が緊急参戦した。マックは過去11回の選挙に出馬するも全てあえなく落選。スーパーマンや宇宙人のコスプレで政見放送に登場したり、路上でスマイルダンスを踊ったりするなど奇行な活動は毎回話題を集めている。
'13年には、当選の見込みが薄いとされる「泡沫候補」にスポットを当てたドキュメンタリー映画「映画『立候補』」に出演し、その名をさらに広く知らしめた。
10月10日にアップされた新たなテーマは「オリンピック問題」。マックが物まね芸人、ホスト、フリーター、ホームレス、学生運動家と共に「安保関連法案」について語り合う。
問題が山積みとなっている'20年の東京オリンピックについて、マックと低所得者はどう考えるのか。なぜかマックはきゃりーぱみゅぱみゅ風の衣装で登場する。
街のどこかに必ずいる、その日を必死に生きる人々のリアルな声を届ける番組「最底辺委員会」で、日本の未来は明るくなる…のか?
YouTubeにて公開中
【HP】www.youtube.com/channel/UC_jBhYXJIKDjYLA9dRpz8SA