向井×榮倉夫婦「遺産争族」が14.2%の好スタート
10月22日に放送された向井理主演の新木曜ドラマ「遺産争族」(テレビ朝日系)が、初回平均視聴率14.2%だったことが分かった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
第1話は、緊急呼び出しを受けた内科研修医の佐藤育生(向井)は見舞いの花や果物で彩られた豪華な個室へと向かう。そこには胸をかきむしって苦しむカワムラメモリアルの会長・河村龍太郎(伊東四朗)の姿があった。
龍太郎の長女・陽子(余貴美子)、次女の月子(室井滋)、三女の凜子(板谷由夏)、そして月子の一人息子・正春(鈴木浩介)が心配そうな表情を浮かべながら様子を見守っている。
そんな中、龍太郎の孫娘・楓(榮倉)と葬儀の仕事を終えた陽子の夫で河村家の婿・恒三(岸部一徳)も病室へ。恒三は着くなり「覚悟しておいた方がよさそうだな」とつぶやき、凜子らに「縁起でもない」と一蹴される。しかし、河村家の面々は内心龍太郎の死後、遺産がどう配分されるか、大いに関心を寄せていたのも事実。
龍太郎が持ち直し、処置も一段落した育生は病院の屋上でひそかに楓と会う。二人はひそかに交際をスタートさせており、ついに結婚を決意する。
若い2人の希望に満ちたスタート…に見えるが、実はこの結婚がこれから起こる大きな争いの火種になろうとは、このときふたりは知る由もなかった…というストーリー。
そして次週10月29日(木)の第2話は、育生が河村家に婿入りすることで始まった楓と育生の新婚生活。月子(室井滋)をはじめ、河村家の親族は育生が婿に来た真意を計りかね、龍太郎の遺産を狙っているのではないかと勘ぐる。
一方、龍太郎は弁護士の金沢利子(真飛聖)に遺産相続の配分について相談。龍太郎は法定相続人である3人の娘たちに相続させるよりも、できればでき愛する楓と“命の恩人”育生に財産を譲りたいと話すが、利子は育生の素性をよく調べるようにと忠告する…。
希代のヒットメーカー・井上由美子が紡ぎだすオリジナルストーリーは、まだ始まったばかり。この後、遺産をめぐるドロドロのやりとりや、日本を代表する名優たちの芝居合戦は、まばたきするのもはばかられるほどスリリングなものになりそうだ。
なお、万が一見逃してしまい、録画も忘れてしまった…という人のために、動画配信サービス・ビデオパスにて見放題・見逃し配信もスタートした。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送