「DMM.make ROBOTS プリメイドAI記者発表会」が10月29日に都内で開催され、世界初の卓上ロボットアイドル「プリメイドAI」が披露された。
同ロボットは25の関節(モーター)でしなやかな動きを実現。関係者が「キレだけならプロのダンサーに負けない」と語る自信作で、「モーター1個1万円」といわれるロボット業界では破格の安価を実現させた。
さらに、ニーズに合わせたカスタマイズが可能となり、今後は着せ替え対応や頭部の3Dプリント、オリジナルの振り付け作成などが可能になっていくという。
また、アイドル、アニメコンテンツ、声優、クリエーターとのタイアップを企画。漫画家・イラストレーターの有坂あこデザインの「プリメイドAI“ゆかり”」、漫画家・佐久間結衣デザインの「プリメイドAI“マリ”」をそれぞれ300体限定で販売することが決まっている。
この日はアイドルとのタイアップ第1弾として、楽曲や衣装のコラボレーションを行ったアイドリング!!!、Cupitron、アキシブprojectの3組が登場し、コラボレーションダンスが披露された。
アイドリング!!!の外岡えりか、横山ルリカ、古橋舞悠、関谷真由、佐藤麗奈は、佐藤と同じ衣装を着た「プリメイドAI」とのコラボレーションで「Cheering You!!!」をパフォーマンス。ほぼ同じ振り付けで踊って見せたプリメイドAIに、横山は「私にはないかわいらしさがあるというか、愛らしい。見ていて癒やされる」と目を輝かせ、外岡は「Aメロは振り付けが細かくて、人間でも覚えるのが大変なのに、すごい忠実に繊細に踊ってくれた」と驚いた。
ほか、Cupitronは「プリメイドAI“マリ”」と「ロボットボーイ ロボットガール」を、アキシブprojectは「プリメイドAI“ゆかり”」と「アキシブウェイ」をそれぞれコラボレーション。
あと3日で全員卒業となるアイドリング!!!の外岡は「プリメイドAIちゃんが、私たちアイドリング!!!の楽曲のダンスを形に残してくれて本当にうれしい。これからも皆さんのご家庭で、私たちの代わりに踊っていただければ」と笑顔を見せた。
「プリメイドAI」は10月29日から予約販売を開始し、11月下旬の販売を予定。アイドリング!!!限定コラボ衣装などオプション品も販売される。また、日本国内だけではなく、海外販売も行っていく。
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