新作海外ドラマ“アクエリアス”声優インタビュー！
11月19日(木)よりスーパー！ドラマTVで放送がスタートする海外ドラマ「アクエリアス 刑事サム・ホディアック」で、吹き替えを担当するチャールズ・マンソン役の綱島郷太郎と、エマ・カーン役の遠藤綾からインタビューが到着。役柄の印象や作品の魅力、見どころについて紹介する。
本作は、1960年代の終わりに犯罪カルト集団を率いたチャールズ・マンソンとその“ファミリー”を題材に、「X-ファイル」で大ブレークを果たしたデヴィッド・ドゥカヴニー演じる主人公サム・ホディアック刑事が、全米を震撼(しんかん)させた無差別殺人事件の真相に迫るサスペンスドラマ。
'67年、アメリカ・ロサンゼルス市警に勤務するサムは、昔の恋人・グレースから「家出した16歳の娘・エマを探してほしい」と頼まれる。グレースの夫で弁護士のケン・カーンは政界進出を狙っており、警察への捜索願は出せないという。そのころエマは、ボーイフレンドと出掛けたパーティで、チャールズ・マンソンという不思議な男に出会っていた。両親の不仲に嫌気が差していたエマは、マンソンらに誘われるままついて行く。
一方、娘が行方不明になっても普段通り仕事を続けるケンの前にマンソンが現れる。マンソンはエマが自分の元にいることを告げるが、以前マンソンの弁護士だったケンは、その際にマンソンに弱みを握られ、彼を恐れるあまり動けなかった。
そんな中、サムは黒人が多く住む地域で白人女性が殺された事件の捜査に担ぎ出される。だが、黒人解放闘争を展開するブラックパンサー党が結成されたばかりの世間の情勢を受け、黒人住民たちの敵意の目にさらされる。
――役柄の印象を教えてください。
綱島(チャールズ・マンソン役)：自分では絶対にやらないことなので、やりがいのある役です。こういう人物を演じられるのは、役者としてうれしかったですね。チャーリーは、ちょっとクサい決めぜりふを言うことがあって。カットが掛かるまでの間に、スタジオがシーンとしていると「今のダメだったんじゃないか!?」と思ったりする恥ずかしさはあります(笑)。
遠藤(エマ・カーン役)：「チャーリーに嫌われたくない、捨てられたくない」というエマそのままに、チャーリーにすがるような気持ちを大事に演じています。16歳という多感な時期のエマにとっては、自分を束縛するお父さんもお母さんも嫌な反面、チャーリーは大人だし、カリスマ性もあるし、影響されたいという気持ちがあったと思います。
――お二人は初共演とのこと。共演されてみていかがでしたか？
遠藤：(吹き替え前に)作品を見ている時から「どういう声になるんだろう」と、とても興味があったんです。なので、初めて綱島さんが演じた第一声を聞いた時、「うわ！ そうそう！」と思って(笑)！ チャーリーのつかみどころがない感じが声に出ていたので、すごいなと思いました。
綱島：遠藤さんのエマはすごく透き通っていますよね。エマのいきがるんだけど、いきがりきれていない感じがすごくいいなぁと思って。作品はバイオレンスですけれど、現場の雰囲気はみんなとても真面目にやりつつ、若い人が頑張ってふざけたり、挑戦したりと、バイオレンスとは真逆ですね。
――刑事ドラマは1話完結の作品が多いですが、本作のように数話をかけて大きな物語を描くことで感じる面白さはありますか？
綱島：先が読めないという面白さがあるので、役柄を固定しないようにしています。もちろん実際にあったことなので、チャーリーの結末がどうなるかは分かっているのですが、ドラマとしてどのように描くのかは分からないので、僕にとっても楽しみですね。
遠藤：登場人物の家庭環境をはじめ、いろいろなことが少しずつ分かっていくのはすごく面白いと思います。私の演じるエマ自身も、1日1日、自分がどのような状況に置かれていくのかが分からないわけで。長い話数をかけて、それを作り上げていけるのはとてもやりがいがあります。
――最後に、ドラマをご覧になる方にメッセージをお願いします。
綱島：事件の結末を知っていても全く先の読めない作りになっていますので、見逃さないように1話1話、見てほしいですね。
遠藤：チャーリーもエマもそうですが、他の登場人物もとても魅力的です。彼らがどうなっていくのかも見どころで、特にエマの父親のケンがどうなっていくのかは注目です。収録現場でもケンの話でもちきりです！
綱島：あの人はみんながきっと気になる！ インタビューの最後がまさか、ケンの話になるとは思わなかった！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
11月19日(木)スタート
[二カ国語版]毎週木曜夜11:00
[字幕版]毎週土曜夜0:00
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて放送
