田中麗奈、1月ドラマで30歳差ドロドロ三角関係に!
'16年1月12日(火)からスタートするドラマ「愛おしくて」(NHK総合)の取材会が行われ、主演の田中麗奈、共演の吉田栄作、秋吉久美子、南果歩、小林稔侍が出席した。
「愛おしくて」は、愛人をつくった父に捨てられ、母を病気で亡くし、恋人にも裏切られ“愛を失くした女性”小夏(田中)が主人公のラブストーリー。生きがいの伝統工芸・有松絞りの師匠に弟子入りするため岐阜にやってきた小夏は、師匠の怜子(秋吉)と獣医・光太郎(吉田)の間で三角関係に巻き込まれていく。
あいさつに立った田中は、タイトルにちなみ「演じているのは、いちずな愛です」とコメント。
さらに「私の役は、『愛おしくて』というタイトルとは全く違った心を持つ小夏という30歳の染物師です。愛を失った複雑な心と過去を持つ女性なのですが、撮影が進めば進むほど、小夏が過去から解放され徐々に心を取り戻していく実感があり、それがとても心地よいです」と語った。
一方、怜子と男女の関係にありながら、徐々に小夏と引かれ合っていく光太郎を演じる吉田は「揺れる愛」がキーワード。
獣医師として、捨てられたり虐待を受けた犬の面倒を見ているが、病院の開業には怜子の資金援助もあったという設定。「そんな中、小夏が現れて、二人の女性の間で揺れ動く男性です。心の揺れ動きがうまく表現できれば」と複雑な役どころに挑む。
さらに、「カルメンの(情熱的な)愛」を演じるのは、小夏の師匠・怜子役の秋吉。小夏より30歳年上の怜子は、絞り染め作家として、また幅広くビジネスを展開する実業家としての顔を持ち、次第に絞り染め作家として開花していく小夏と、光太郎をめぐって激しい争いを繰り広げる。
秋吉は「台本が、いきなり素の背中を映すシーンから始まるのですが、まさかと思っていたら本当にそのまま撮ることになって驚きました。まぁ、(素の背中を撮られることに)慣れてはいますけれど(笑)」と笑いを誘った。
また、小林は小夏を捨てて美容師・紙音(南)と暮らす辰造役。岐阜で小夏と再会した辰造は、親子の絆を取り戻そうとするが…。
ドラマ10の枠らしく、女性を主人公にさまざまな愛を濃密に描く「愛おしくて」は、NHK総合で'16年1月12日(火)からスタート!
'16年1月12日(火)スタート
夜10:00-10:50
NHK総合で放送