広末涼子が日本人女優初の快挙！「愛されるといいな」
12月19日(土)よりテアトル新宿＆福岡県内先行公開、'16年1月9日(土)より全国拡大公開する広末涼子主演映画「はなちゃんのみそ汁」。現在ハワイ・ホノルルで開催中の「第35回ハワイ国際映画祭」において、主演の広末が「キャリア功労賞」を受賞したことが分かった。過去には渡辺謙や役所広司が受賞しているものの、日本人女優としてはこれが初めてとなる。
同作では、結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵を広末が、明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一が、そして1000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみながはなを演じている。
現在、ハワイ・ホノルルで開催されている「第35回ハワイ国際映画祭」(11月22日(日)まで開催)にて、日本時間の11月15日にワールドプレミアが実施され、主演の広末も現地を訪れた。
会場前に長蛇の列ができるほどの大盛況ぶりで、場内は満席。上映中は温かい家族の物語に涙する人が続出し、上映後は割れんばかりの拍手が鳴り響いた。実は、ハワイ語の「オハナ」には家族という意味があり、“はなちゃん”というフレーズの響きと、家族を描いたストーリーが結び付き、みそ汁という日本のソウルフードが“家族をつなぐ温かいのみもの”として、ハワイの人々の心に届いたようだ。
観客の様子を見ていた広末も「観客の皆さまがたくさん笑っていてくださり、安心しました。この作品を通して、千恵さんに感謝したいです。そして、安武信吾さん、はなちゃんに出会えたことが何よりの幸せです」と笑顔を浮かべた。
そして、このたび、広末は「キャリア功労賞」を受賞。同賞はこれまでのキャリアを総括して評価された俳優に贈られるもので、サミュル・L・ジャクソンらそうそうたるメンバーが過去の受賞者として並んでいる。
広末は日本人女優としては初の受賞となり、10代の頃から第一線で活躍してきたキャリアに対して高い評価が与えられた結果となった。また、今回35回目を迎える映画祭の中でも極めて重要な位置付けの賞であり、広末への注目度の高さの表れとも言える。
日本時間の11月16日に行われた授賞式では、広末は「この場にこうして立てることをうれしく思っています。とても興奮していて幸せな気持ちです。ありがとうございます！」と、英語で喜びのスピーチ。
「この映画祭は、私は初めて出席させていただきますが、とても思い出深いものがあります。『はなちゃんのみそ汁』でこの場に足を運ばせていただき、本当に光栄でうれしく思います。それと同時に、『はなちゃんのみそ汁』も世界に羽ばたくことを夢見て、たくさんの方に愛される映画となるといいなと思います！」と、あらためて作品への思いを語った。
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'16年1月9日(土)公開
※12月19日(土)より、東京・テアトル新宿及び福岡県内で先行公開開始
