ゴン&ザキヤマ歓喜! キリトルTVに“QJ”企画賞
スポーツシーンにおけるメーンではない“ある一部分”をクローズアップしたり、読唇術で試合前後の選手の声を拾ったりして紹介する異色のスポーツバラエティー「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV」。
12月10日(木)発売の隔月刊誌「QUICK JAPAN(クイックジャパン)」で、同誌が選ぶ2015年「テレビオブザイヤー」で“企画賞”を受賞したことが分かった。
同番組は、元サッカー・日本代表の中山雅史とアンタッチャブル・山崎弘也という異色コンビのMCも好評を呼ぶ、新しい形のスポーツエンターテインメントショー。
「クイックジャパン」は、テレビ、芸能、音楽、社会、文学、漫画、ストリートなど、「切実で熱意のあるカルチャー全般を紹介する総合誌」をテーマとする'94年創刊の雑誌。
同誌が選ぶ「テレビオブザイヤー」はことしで10回目となり、今回は伊藤正宏、内村宏幸、鮫肌文殊、そーたに、高須光聖、田中直人などの放送作家11人が、1年を通じて一番面白かったバラエティー番組を選出した。
「キリトルTV」が受賞した企画賞は、「特別番組、もしくはレギュラー番組の特定の放送回について『企画』を評価したい番組」に贈られるもの。
受賞理由は「読唇術の発明」「本来(放送では)使用しないシーンが企画として成立すること」「テレビ朝日のスポーツ局のレベルの高さ」などが評価されたそう。
ちなみに近年の同誌企画賞受賞番組は「6人の村人!全員集合」('14年TBS系)、「リアル脱出ゲームTV」('13年TBS系)、「探偵!ナイトスクープ」『23年間会話のなかった夫婦』('13年ABCテレビ)、「池上彰の総選挙ライブ」('12年テレビ東京系)など。
そして、テレビ賞を受賞が決定して迎える11月22日(日)の「キリトルTV」第8弾では、米倉涼子、サッカー女子日本代表の川澄奈穂美選手らをゲストに迎え、浅田真央選手のソチ五輪代表発表の場での思わぬひと言を読唇術で解読。羽生結弦選手らとのほほ笑ましい一幕が明らかになる。
また、羽生選手の競技後の選手がいなくなったリンクで見せた“神対応”や、テレビでは見ることのできない松岡修造の喜怒哀楽。
「世界野球WBSCプレミア12」での活躍も目覚ましい中田翔選手の知られざる姿。日本中が興奮したラグビーワールドカップの「日本×南アフリカ」戦、歴史的大金星の陰にあった日本代表選手たちの“声”も紹介する。
そしてことし8月に引退した柔道界の“レジェンド”野村忠宏の最後の試合での言葉など、普段なかなか注目されないある部分に注目して、声なき声を切り取っていく。
そこにある知られざる感動の真実とは、果たしてどのようなものなのか。そこばかりは録画で切り取って見るのではなく、リアルタイムで見詰めてほしい。
11月22日(日)夜8:58-11:10
テレビ朝日系で放送