TOKYO MXほかで放送中のアニメ「ヘヴィーオブジェクト」(毎週金曜夜0:30-1:00ほか)。特別編『第37機動整備大体記録』の放送に伴い、これまで本作を見たことがない人も、毎週欠かさず見てきた人も楽しめるように、初回から第9話までを振り返る。
【第1話『ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦I』/10月2日放送】
超大型兵器『オブジェクト』による『クリーンな戦争』によって、4つの世界的勢力が支配権の奪い合いを行っていた。そのひとつである『正統王国』のアラスカ前線基地では、派遣留学生のクウェンサーとレーダー分析官のヘイヴィアが、緊張感に欠けた軍隊生活を送っていた。しかし、『オブジェクト』の出現により、戦争の脇役となったはずの彼らの軍隊生活は激変する。
【第2話『ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦II』/10月9日放送】
『正統王国』アラスカ前線基地に迫る『信心組織』のオブジェクト『ウォーターストライダー』は『正統王国』の『ベイビーマグナム』を大破させ、さらに移動基地に狙いを定める。そのとき、脱出したミリンダが敵の注意を引きつけるための救難信号を発信。クウェンサーはいつも自分たちを守ってくれていたミリンダを救うため、ヘイヴィアと共に彼女の元へ向かう。
【第3話『ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦III』/10月16日放送】
クウェンサーとヘイヴィアは捕えられたミリンダの救出に成功。3人は『正統王国』軍を救うべく、敵オブジェクトを「どうにかする」決意を固める。それぞれの立場から出し合った意見を総合した作戦を実行するべく、『信心組織』のベースゾーンに潜入したクウェンサーとヘイヴィア。だが、有効な打撃を与えられないうちに『ウォーターストライダー』は基地に帰投してしまい、ミリンダが再び捕えられてしまう。
【第4話『親指トムは油田を走る ジブラルタル通行阻止戦I』/10月23日放送】
生身でオブジェクトを破壊するという、偉業を成し遂げたクウェンサーとヘイヴィアはその才能と功績を高く評価されて、西アフリカのジブラルタル海峡へと送り出される。着任した2人を待ち受けていたのは、『情報同盟』のオブジェクト『トライコア』だった。石油をテロ組織に配ろうとしている『トライコア』を阻止するために、海峡封鎖作戦が実行される。
【第5話『親指トムは油田を走る ジブラルタル通行阻止戦II』/10月30日放送】
『トライコア』に有効な打撃を与えられず、なんとかヘリに回収されたクウェンサーたち。戦闘の決着はオブジェクト同士の戦いに委ねられるが、『トライコア』の兵装を狙った攻撃に『ベイビーマグナム』は徐々に追い詰められてしまう。弱点を見つけられないままでいたクウェンサーだったが、海上では無敵を誇るはずの『トライコア』の奇妙な挙動に気付き、再び海に身を投じる。
【第6話『蟻とキリギリスの戦争 オセアニア軍事国攻略戦I』/11月6日放送】
緑化政策をめぐる対立が激化しているオセアニア軍事国では、独裁政権による反対派住民への弾圧が行われ、四大世界勢力による多国籍軍が展開されていた。多国籍軍の20機を超えるオブジェクトで、オセアニアの有するただ1機のオブジェクトをあぶりだす大規模作戦にクウェンサーたちは、楽勝な作戦を前にゆるみきっていた。
【第7話『蟻とキリギリスの戦争 オセアニア軍事国攻略戦II』/11月13日放送】
オセアニア軍事国による反対派住民への大虐殺の引き金となりかねない事件。その火種をもたらしたのは、両勢力とは関係のない身勝手な者の行動だった。その結果オセアニア軍事国のもくろみ通りとなった状況に、激しい憤りを覚えるクウェンサーたち。オセアニア軍事国のオブジェクトを早く発見し、止めなくてはならないこの状況でクウェンサーたちの目の前には『命令』という厚い壁が立ちふさがる。
【第8話『蟻とキリギリスの戦争 オセアニア軍事国攻略戦III』/11月20日放送】
オセアニア軍事国家の0.5世代オブジェクトの居場所を突き止めたクウェンサーとヘイヴィア。2人は多国籍軍にその場所を伝えて、救援を要請するものの、その通信が何者かによって妨害されてしまう。多国籍軍はおろか、ミリンダの救援も望めない絶望的な状況の中、目の前にいる0.5世代オブジェクトを倒せれば勝利が確定すると信じて2人は立ち上がる。
【第9話『障害物競走なら普通は泥まみれ 南極大陸制圧戦』/11月27日放送】
南極で正統王国の調査機が正体不明の敵に攻撃を受ける事件が発生し、クウェンサーとヘイヴィアの2人が派遣されることとなった。ペンギンの赤ちゃんとの心温まる交流や、正体不明のテロリストとの交戦を経て、ようやく目的地にたどり着く。攻撃の起点となったとされるその無人観測所で、クウェンサーたちを待ち受けていたのは、予想外の『大物』だった。
なお特別編『第37機動整備大体記録』は、TOKYO MXより12月4日(金)深夜0時30分から順次オンエアとなる。
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