檀れい主演で名作サスペンスがよみがえる！
'16年1月24日(日)に檀れい主演を務めるドラマスペシャル「黒の斜面」(夜9:00-11:10、テレビ朝日系)の放送が決まった。
'71年に公開された映画では、加藤剛、岩下志麻、市原悦子が出演。微妙なバランスを保っていた人間関係が“ある偶然によってバランスを失ったとき、どのような恐怖が姿を現わすか”というテーマで描かれた、日本映画史に衝撃をもたらした傑作サスペンスだ。
この名作が約40年を経て、檀れい、内山理名、原田泰造というキャスティングで、新たな結末とともに復活する。
檀は「まず台本を読んで感じたのは、窮地に追い込まれたとき、どれだけ相手を信じることができるか、夫婦の絆を取り戻すことができるか…そこを丁寧に演じたいと考えました」と明かす。
幸せに暮らしてきた妻・辻井圭子(檀)と、夫で大手建設会社の営業課長・高史(原田)。高史は、ある日「出張に行く」と告げるが、不倫相手でホステスの川上妙子(内山)の部屋で一夜を過ごしていた。
ところが、高史の乗る予定の飛行機が墜落。妙子の画策により、しばらくたってからその事実を知った高史は、妻や会社にも連絡できず、さらに1億円横領と殺人容疑まで明るみに。
一方の圭子は、夫の死に疑念を抱き、居場所を探るうちに、夫の知られざる裏側を次々と知るようになる。
平凡な夫婦に生じた小さなほころびが発端となり、予期せぬ方向へ転がり落ちていく恐怖の連鎖、真っ黒な斜面を転がり落ちていく夫婦の運命とは？
愛を貫く妻・圭子と孤独なホステス・妙子による、不器用な夫・高史をめぐる女の愛憎バトルも見逃せない。
また、檀は「原田さんは、どこか憎めない、人の良い高史というキャラクターをしっかり作られていて、私も役に入りやすかったです。内山さんは、真面目に役と向き合って演じているのが、すごく伝わってきました。理名ちゃん演じる妙子は、とてもチャーミングで魅力的な女性でした」と共演者の様子を語る。
さらに「印象に残っているのは、回想のシーンの恋人峠。若い頃の設定ということもあり、原田さんと2人、手をつないで階段を駆け上がったり、恋人岬の鐘をにぎやかに鳴らしたり…恥ずかしいシチュエーションでしたが、思いっきりはじけて演じました」と振り返った。
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'16年1月24日(日)夜9:00-11:10
テレビ朝日系にて放送
