田辺画伯、タカの絵をスズメと誤認され「許せない!」

2016/01/08 21:08 配信

WOWOW「連続ドラマW 撃てない警官」の会見に登場した(左から)長崎俊一監督、嶋田久作、中越典子、田辺誠一、石黒賢、山本學

WOWOW「連続ドラマW 撃てない警官」の会見に登場した(左から)長崎俊一監督、嶋田久作、中越典子、田辺誠一、石黒賢、山本學

WOWOWプライムで1月10日(日)からスタートする「連続ドラマW 撃てない警官」(毎週日曜夜10:00-11:00)の第1話完成披露試写会が行われ、舞台あいさつに主演の田辺誠一を筆頭に、石黒賢中越典子嶋田久作山本學長崎俊一監督が登壇した。

本ドラマは数々の警察小説を世に放ち続ける安東能明の人気シリーズをドラマ化した作品。出世欲むき出しで警察組織を渡り歩こうとしていた本庁所属のエリート警官が、ある日の不可解な事件を機に所轄へ左遷の憂き目に。警察組織内部でうごめく出世争いや復讐(ふくしゅう)劇をスリリングに描いた“リアル警察ドラマ”となっている。

主人公・柴崎令司役の田辺誠一は、元警察官の義父を慕い、妻子へ愛情を注ぐ一方で、正義よりも組織での出世を最優先するエリート警官に挑戦した。

警察ドラマとしては異例の“出世欲むき出し”のキャラクターを演じた田辺は「左遷はされたくないと思いました」と自身の役に同情。

また、柴崎が警視庁から足立署に異動させられる物語に「足立だからつらいわけではないですよ! 世田谷だって本庁から異動させられたら左遷ですから」と必死に東京・足立区民へ弁解し、会場を笑わせた。

柴崎(田辺)の妻・雪乃役の中越は「夫婦としてはうまくいっていない関係から話がスタートしましたが、田辺さんの振る舞いに心穏やかにしてもらいました。

ロケ先で、ヤンキーのけんかを撮影するシーンで突然田辺さんが『おおっ』と声を上げたんです。シリアスな現場への感想かと思ったら『イチョウがきれいだね~。あ、木に鳥が8羽止まっているよ』と紅葉や自然に感動していた(笑)」と現場のエピソードを明かした。

柴崎の直属の上司で、柴崎の出世を阻む課長・中田役の石黒は「(嫌な人間を演じているので)1話を見ていただく前に、登壇できてよかったです」とニヤリ。

ドラマについて「誰が正義で、誰が悪かとはっきりしているような分かりやすさはないですが、リップサービス抜きで『やられた!』と思わせられる面白いドラマになっています」(石黒)と胸を張った。

雪乃の父で元警官の山路直武役の山本は「長い役者人生で、警察官役はたったの3回目。犯人顔なのかな(笑)」とおどけながらも「実際に捜査一課の方にお会いしたことがあるが、到底刑事にはなれない。笑っていながらも目は笑っていないんですから」と警察官役の難しさを振り返った。

柴崎の左遷後の上司・足立署副署長の助川役の嶋田は「助川は体育会系気質でよく怒るんだけど、5話までやってみると意外といいやつなのかなと思いました」と自身の役の見どころを語った。

演出を手掛けた長崎監督は作品の魅力について「大人のキャストが、大人のスタッフと作った、大人のドラマになっています」と来場者と視聴者へ向けてアピールした。

本ドラマは番組ポスターに「犯人より、許せない奴がいる」というキャッチコピーが打たれている。これにちなみ「許せない人はいるか?」と質問を受けた田辺は、「先日『大空を羽ばたくタカ』の絵を書いたんですが、見た人から『スズメ』と言われた」と独特のタッチで話題のイラストに関する回答を披露。

さらに田辺“画伯”は「しかも!『スズメって羽ばたくんだ』と言われて…。論点そこじゃないでしょ」とツッコミを入れ、この日一番会場を沸かせていた。

「連続ドラマW 撃てない警官」
1月10日(日)スタート※第1話無料放送
毎週日曜夜10:00-11:00
WOWOWプライムで放送 

原作=安東能明「撃てない警官」(新潮文庫刊)
脚本=安倍照雄
演出=長崎俊一
音楽=大友良英
出演=田辺誠一、石黒賢、中越典子、高橋和也、加部亜門、陽月華、菅田俊、ともさかりえ、嶋田久作、山本學ほか

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