1月17日(日)に放送されるドラマスペシャル「検事の死命」(テレビ朝日系)で、主人公の検事・佐方貞人を演じる上川隆也と、検察事務官・増田陽子を演じる志田未来に対談インタビューを敢行。後編では、冬の味覚やマイブームなどを語ってもらった。
【上川隆也「志田さんは“フォーム”が美しいんです」より続く】
――では、変化球の質問を。冬真っただ中ですが、お二人の冬の味覚と言えば?
志田:私は鍋です!
上川:なるほど。何の鍋ですか?
志田:水炊きです。いろいろ入れて、岩塩を溶かしていただきます。
上川:おお、いいですねえ。じゃあ、具はやっぱり鶏肉ですね?
志田:はい。鶏です!
上川:おいしそう! がぜん食べたくなりましたね。お一人で食べるんですか?
志田:私は友達と集まって、鍋パーティーをします。
上川:その時は志田さんが作るんですか?
志田:場合に寄ります。作るときもありますし、友達にお任せするときもあります。
上川:それによって味はずいぶん違いますか?
志田:(笑)。そこは手抜きをして市販のスープで作ることが多いので変わりません。でも、集まってやることが楽しいです。
上川:今は便利ですからね。うちでも鍋はよく食べます(笑)。
――では、上川さんはどうでしょう?
上川:冬と言いますか、お正月の話になりますが毎年必ず正月は兄弟そろって母の料理を食べるんです。ですので、そのときに作ってもらえるお雑煮が冬の味覚ですね。毎年冬の定番になっています。
――雑煮は結構地域によって違いますけど、上川さんの家は?
上川:うちはすまし汁に鶏肉と三つ葉とお餅が入っている、非常にスタンダードなものになっています。冬と言いますか、お正月、1月に限定されてしまいますが。
――ご自身でお料理を作られることはありますか?
上川:絶対…ないです(笑)。今後もないでしょうね。あまり料理は得意な気がしないので、やってもそれなりのものしか作れないですから。
――またも変化球の質問を。お忙しいお二人ですが、もし1週間休みがもらえたら何がしたいですか?
上川:そうですね、何をしようかな…。
志田:私はとりあえず予定を詰め込みます。どこに行くかが大事なのではなく、いろいろな友達と会えるように、毎日きっちりスケジュールを立てています。
上川:普段から結構出掛けるのですか?
志田:はい。家にはいないことが多いです。きょうは何をして、あすは●●をして、あさっては●●をするなど、とにかく予定を詰め込みます。
上川:それは予定が決まっている方が安心するということですか?
志田:というより、なかなか作品に入っていると予定をしっかり立てられないので、普段できないことをしようと。ちょっと遠出したり、お店を予約しておいたりですとか、なかなかできないことをしたいです。
上川:僕は自分自身をほったらかします(笑)。志田さんと全く逆で、管理されている状態ではない状態にします。生産的なことを何一つしない。その日のことを何も決めずに過ごしていき、気が付いたら一週間あっという間にたっている。何と言いますか、非常にさげすむべき生活をすると思います。
志田:いいと思います(笑)。
――では、もう一つ変化球の質問を…。
上川:なかなか直球がきませんねえ(笑)。スリーボールですよ? そろそろストライクを取りに行かないと…。
志田:変化球(笑)。
――(笑)。すいません。技巧派なんで…。お二人は共通の趣味が漫画だとおっしゃっていたと思いますが、マイブームは何かありますか?
上川:僕は体作りがやめられずにいます。これ以上大きくしようとか、筋骨隆々しようとは思いませんが、何となく体形を維持していることが心地いいので、ジム通いは今も定期的にしています。キープするという程度で十分ですから。ジムにいる時間を楽しめています。
――これまでもジム通いをしていたんですか?
上川:前回の作品(日本テレビ系「エンジェル・ハート」)で初めてジム通いをしたんですよ。自分にとって驚くべき結果がもたらされたので、その驚きが自分を支えているんでしょうね。いまだに一定のペースでジムに通っています。
――志田さんはどうですか?
志田:あまり自分の中でブームというものはこないんですが、私は好きなグループがいまして、家にいるときは、テレビを見ずそのグループのライブDVDを常に流しています。
上川:おおっ!
志田:それが強いて言えばブームなのかもしれないですね。
――ちなみに、そのグループが誰なのかは…まだ言えないですかね?
志田:そう…ですね(笑)。
上川:ええ。それは言えませんよね。でも、いつかお伝えします(笑)。
――楽しみにしています(笑)。最後に視聴者の方に本作の見どころをお願いします。
志田:今回取り扱うテーマが痴漢冤罪(えんざい)ということで、誰もが被害者や加害者になり得る身近なもので、どの方にも共感してもらいやすい題材なのかと思います。すごく難しいシーンが続く中で、おちゃめというか喜怒哀楽が激しい陽子の存在にホッとしていただけたらいいなと思います。ぜひよろしくお願いします。
上川:シリーズ2作目ということで、1作目をご覧になっていただけた方には、佐方貞人のちょっとさかのぼった姿がご覧いただける作品になっています。だからこそ1作目で確執のあった検事局の人たちとの姿も目の当たりにしていただけますし、そういう意味ではシリーズの奥の深さ、奥行きをご覧になっていただける作品になっています。
今回のお話は志田さんがおっしゃられたように、痴漢冤罪を題材にしておりますが、そんな中で犯人は二転三転していきます。その中で誰がなぜそれをしたということを含め、非常にミステリーの要素が強く描き出されたストーリーになっていますから、二時間たっぷり楽しんでいただける作品になっていると思います。
特にミステリー好きの方には飽きずにご覧いただける作品としてお届けすることができると思うので、楽しんでご覧ください。
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