安藤政信、松下奈緒への“恋心”を告白!?

2016/01/12 21:54 配信

ドラマ

「恋の三陸 列車コンで行こう!」の会見に登壇した(写真から)松坂慶子、山崎静代、主演の松下奈緒、安藤政信、村上弘明(C)NHK

2月27日(土)夜10時より3週連続で放送されるドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」(NHK総合)の取材会が行われ、主演の松下奈緒、共演の安藤政信山崎静代村上弘明松坂慶子が出席した。

「恋の三陸 列車コンで行こう!」は、東日本大震災で被災した東北の三陸地方を舞台に、恋に仕事に力強く生き抜く人々の姿を描く。

タイトルの“列車コン”とは、列車を使って男女の出会いの場を提供するイベント。松下演じる主人公・由香里は、西大船渡市役所の地域振興課職員として、先輩の君子(山崎)らと共に、この“列車コン”を運営している。そこへ東京にいるはずの姉の夫・達也(安藤)が現れ、由香里や母・晴子(松坂)の暮らす家に転がり込んでくる。

取材会は作中で使われる家のセットで行われ、出演者たちはこたつを囲んでの会見となった。登壇した松下は、「こういう形で記者会見をさせていただくのは私も初めてなんですが(笑)、楽しい皆さんと楽しいお芝居ができているなと実感しながら毎日撮影をしています」とあいさつ。

西大船渡の名家の長男で、晴子とは訳ありな関係の紳士・正憲役を演じる村上は、自身も岩手出身。地元でドラマの撮影に臨むのは今回が初めてだという村上は「ところどころ方言を話すシーンもあり、少々気恥ずかしい撮影でした。ですが、地元の言葉を話すことで久々に地元と同化した気分になりました。地域に根差した言葉の力はすごいなとあらためて感じました」と語った。

方言については、各出演者に苦労があったよう。山崎は「東北の言葉は、ちょっとだけ関西弁に似ている気がして、油断すると全部関西弁になっちゃうんです。微妙な発音の違いは、今も『合ってんのかな』と方言指導の先生に聞きながら演じています」と明かした。

また、松下は「大事にしていたのは言葉の勢いや鼻濁音ですが、一番びっくりしたのは『ばばば!』(驚きを表す表現)という言葉をこんなにも使うのかということですね。でも、話してみると面白いし、大船渡でのロケがあったので、そこで聞いた言葉を思い出しながら演じています」とコメント。

登場人物それぞれの恋模様も注目。震災で妻が行方不明になった達也は、三陸の復興のために由香里と協力していくが、その過程で二人の距離が縮まっていく。

安藤は「撮影当初は松下さんとの精神的な距離がリアルに遠くて、序盤の芝居はそれで成立していたのですが、毎日松下さんのことを『きれいな目だな』『きれいな人だな』と思っているうちに本当に恋に落ちまして。終盤の芝居はいいのですが、1話のシーンを撮るときは距離感がよく分からなくなってしまうんです(笑)」と松下への“恋心”を告白し、会場を沸かせていた。