三宅健は滝沢秀明を抱く気持ちで熱演⁉︎
滝沢秀明が主演、演出を手掛ける舞台「滝沢歌舞伎2016」がことしも新橋演舞場で4月10日に開幕。同劇場で舞台稽古後に囲み会見が行われ、滝沢と今回新たなキャストとして加わったV6・三宅健が出席した。
同舞台は、'06年に初上演されてからことしで11年目を迎え、昨年は初のシンガポールでの海外公演も実現した舞台。滝沢が表現する独自の和の世界と“裸太鼓”などの多彩なパフォーマンスが見もので、今作では事務所の先輩となるV6・三宅の出演も話題となっている。
今回は11年目を迎え、演目も一新。第一幕の歌舞伎演目は滝沢ならではの創作歌舞伎の三演目を中心に、“裸太鼓”では滝沢と三宅が空中で圧巻のパフォーマンスを繰り広げる他、舞台上で滝沢だけでなく三宅も化粧を行うなど見どころ満載だ。
また、滝沢と三宅の初デュエット曲も初披露され、20台のセグウェイを用いた演出で報道陣を魅了した。そして、第二幕ではこれまで「義経」の演目を中心に演じてきたが、鼠小僧の活躍を描く「鼠、夢小判」を新たに上演。脚本も滝沢が手掛けたという。
舞台「滝沢演舞城」から数えて11年目となる滝沢は「初めて先輩が参加してくださって、いい刺激を感じていてとても楽しいです」と率直な感想を明かす。
初出演となる三宅は創作歌舞伎で滝沢とラブシーンに挑戦。「きれいな女性を目の前にして、抱く気持ちでやっています!」と共演を大いに楽しんでいるよう。
稽古中には、滝沢が34歳の誕生日を迎え「スタイリストから聞いて、やっぱり女性には身に着けるものを!(笑)」と、ハットをプレゼントしたことも明かされた。
公演の最後には、滝沢作曲・三宅作詞の「Love」で締めくくるが、滝沢は「今回、健君と一緒にできるので、何か『滝沢歌舞伎』に残したいなと思って、歌詞を健君に作っていただきました」と制作のいきさつを語った。三宅も「滝沢が親孝行が得意じゃないとテレビで言っていたので、親孝行が苦手な人の感謝の気持ちが愛につながっているようなイメージで作詞しました」と、滝沢からヒントを得て作詞したことを明かした。
最後に、「僕自身も楽しみながら、やっていきたいと思います。2人で作りました『Love』で、皆さまに最高の愛を、笑顔を届けたいなと思います」(滝沢)、「見に来てくださる皆さんに心から楽しくなって帰ってもらえればなと思います」(三宅)と、これから観劇に訪れるファンにそれぞれ呼び掛けた。
4月10日~5月15日(日)
新橋演舞場にて公演