絶好調「スペシャリスト」第2話の鍵はいろはかるた?
1月14日にスタートしたSMAP・草なぎ剛主演ドラマ「スペシャリスト」(テレビ朝日系)。初回は平均視聴率17.1%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ロケットスタートを決めた。
東京に舞台を移しても自由奔放に難事件を解決する、“10年10カ月入っていた男”宅間(草なぎ)の姿が大反響を呼んでいる。1月21日(木)の第2話では、老舗玩具メーカーに勤める男性が謎の転落死を遂げる事件を、宅間らが捜査する。
ストーリーは、板野(辻つとむ)という男性が、犬の散歩中に道路工事の穴に転落し死亡する。捜査一課は事故死の可能性が高いと判断し、調書の作成を宅間ら“総合事犯対応係(仮称)”に押し付ける。
現場にやってきた宅間らは、転落直前の防犯カメラの映像に不審な棒が映り込んでいるのを発見。宅間の推理から、何者かが意図的に板野を穴に転落させた疑いも生まれ、総合事犯対応係(仮称)は正式に捜査を開始する。
真里亜(夏菜)と共に、板野の勤務先である老舗玩具メーカー・ユキザワトーイに聞き込みに出た宅間。いつになく積極的に捜査に参加する姿勢を千波(南果歩)らは不思議がるが、その理由は単純明快。ユキザワトーイが開発したゲームの攻略法を聞き出したいだけだった。
そんな宅間をよそに、社員の連城(相島一之)に「板野と仕事上でトラブルがあった人物はいなかったか」と聴取する真里亜だが、連城は否定をするものの何かを隠しているような気配も。
一方、板野の妻に会った唯子(芦名星)と堀川(平岡祐太)は、板野の所持品の中に、平仮名の「い」の文字が書かれた白いカードを発見する。
「い」の文字が意味するものを考える中、宅間らが訪れていたユキザワトーイの開発部でセキュリティー違反の警告が作動。開発中のソーシャルゲームに関する重要機密をライバル社に流したとして、取締役の山辺(矢島健一)は開発部員の益美(雛形あきこ)に出社停止を命じる。
連れ出された益美のデスクを見ていた宅間は、そこに平仮名で「つ」と書かれたカードが置かれているのを発見する。
「い」と「つ」には、それぞれちゃんと意味があり、それは“いろはかるた”になぞらえられているのではないか、と宅間は推測する。宅間の言い分に聞く耳を持たない真里亜だが、調べていくうちにユキザワトーイ社内の暗部が明らかになる…というもの。
難解すぎる事件でも、宅間が持ち前の能天気さで元気いっぱいに捜査する姿は、今後受験を控える人やなかなか通らない企画書作成に頭を悩ませる人にも不思議と勇気を与えてくれる…だろう。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送