カンヌ国際映画祭をはじめ世界の映画祭で話題を集め、本年度アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた映画「YOUTH」が、邦題を「グランドフィナーレ」として、4月16日(土)より新宿バルト9ほかで全国順次公開することが決定した。
「グランドフィナーレは、「グレート・ビューティ/追憶のローマ」でアカデミー賞・外国語映画賞に輝くなど“21世紀の映像の魔術師”と称されるイタリアのパオロ・ソレンティーノ監督の最新作。既に世界の映画賞で42部門にノミネートされ、13部門を受賞するなど賞レースで抜きんでた存在となりつつある。
本作は、引退した音楽家がキャリアの最後に大輪の花を咲かせるべく、人生の全てを懸けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を描く。名優マイケル・ケインが主人公の音楽家を演じる。
彼の娘にレイチェル・ワイズ、親友の映画監督にハーヴェイ・カイテル、人気俳優役にポール・ダノを配し、大女優ジェーン・フォンダが圧巻の演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされていた。
アルプスの高級リゾートホテルでの人間模様を、本年度アカデミー賞にノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」、そしてストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が芸術的に彩る。
ゴージャスでエレガントな非日常の世界の先に待つ、壮大なる感動のフィナーレが日本にも優しく響き渡りそうだ。
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