剛力彩芽が初の医療モノでイジメ抜かれる新人医師に!
日本テレビ系では、4月クールの木曜ドラマ枠で「ドクターカー」を放送することが決定。合わせて、同ドラマの主演を剛力彩芽が務めることが明らかになった。
ドラマ「ドクターカー」は、近年医療現場で注目され、日本でも40カ所以上の病院で導入されてきた医療設備“ドクターカー”と、その現場で働く緊急医療チームをテーマとした医療ドラマ。
事故などの現場に赴き、その場でいち早く救命処置を行う“ドクターカー”チームに配属された新人医師が、毎回さまざまな困難に立ち向かっていく姿を描く。
剛力演じる新人医師・天童一花は、一人息子の一太郎(横山歩)を育てるシングルマザー。父親の死をきっかけに救命医療を志し、朝城総合病院のドクターカー医療チームに配属された一花だが、そこはチームリーダーであり理事長の息子・朝城勇介(中村俊介)に誰も逆らうことができない場所だった。
ドクターカーを「金のかかるガラクタ」と称し、廃止しようとする勇介は、ドクターカーチームの専任医師となった一花にミスの責任をなすりつけるなど、あの手この手で徹底的に追い込んでいく。そんな中で一花は、人並み外れた“想像力”を駆使し、「患者のための医療」の実現に向けて奮闘する。
剛力は「医療モノは初めてですし、子持ちの役も初めてなので驚きました(笑)。一花の患者に対する気持ち、患者一人一人に向き合う姿はとてもすてきだと思いました。ドクターカーは知らない人も多いと思うので、視聴者の方に徐々に広まってほしいです。
一花は『お金がかかるドクターカーは不要』という病院側と対立するので、作品を通して、その必要性を訴えられたらいいなと思います。視聴者の皆さんから『ドクターカーがあるといいね』という意見が出てくれたら、作品としてすごくうれしいですね」と、台本を読んでの率直な感想を。
ドクターカーの存在については「初めて聞きました。1分1秒でも早く、現場で処置して患者の命を救うという考え方はとても素晴らしいです。ミスをしたら大きな事につながるのはどの医療現場も同じだと思いますが、一刻を争うドクターカーの現場はより緊張感があると思います」と語った。
今回剛力は初めての医者役となるが、「衣装を着ると身が引き締まりますね。医療用語が難しいので不安ですが、新米とはいえプロなので、話し方や処置する手の動きなどで、うまく見せられたらいいなと思います。
車内で処置を行うドクターカーという新しい空間なので、見る方もすごく新鮮だと思いますし、その新しい空間で医師をどう演じるかはいろいろ考えていきたいです」と、早くも演技のプランを練り始めている様子。
同じく初となるママ役については、「完璧にできないママがいいなと思っています。『実際はそんなに甘い世界じゃない』と言われるかもしれませんが、ドラマだからこそできるママを演じたいです。
ドラマを通して働くママにエールを送れたら良いですね。親子の絆という目に見えない部分は、息子役の横山歩君とうまくコミュニケーションを取りながらお芝居に生かしていきたいです」と明かした。
人並み外れた想像力を持つ一花との共通点を尋ねると、「想像じゃなくて妄想するのは好きです(笑)。自分がやると決めたこと、信念を曲げないところは似ています。
私も『絶対にモデル、女優をやりたい』という気持ちはブレなかったから、そこは似ていると思います。あと、いろんなトラブルを跳ね飛ばす部分は似ているかな。私も打たれ強いんです(笑)。ドMってよく言われます(笑)」と、自身の性格と比較してコメント。
そんな一花をいじめ抜く勇介役の中村の印象については、「どの作品を見ても爽やかなイメージがあるので、最初の熱い男っぽい感じから、どのように悪役に豹変するのか、とても楽しみにしています。一花として負けずに立ち向かっていきたいです」と、演技対決に期待をのぞかせた。
ほか、一花を取り巻くキャスト陣も判明。麻酔医としての腕は一流だが、社交性や協調性が全くない草野弥生を久保田磨希、家族のために仕事を続けるベテラン看護師・岡村克矢を伊東孝明が演じる。彼らはそれぞれの事情から勇介に服従を強いられているが、一花と接する中で本来の自分を取り戻していく。
また、朝城総合病院の院長・田所行雄役に木下ほうか、救命救急センターの天才医師・安住紗那役に笛木優子、看護師の永峰公乃役に内藤理沙、病院の理事長で、一花を採用した張本人・朝木涼子役にかたせ梨乃が決定。それぞれの立場から、一花を苦しめていく。
毎回ドクターカーという現場ならではの、「緊急患者の命と心」を救うエピソードが展開されていく同ドラマ。実際の医療現場でも大きな可能性を秘めたドクターカーと、さまざまな苦境に立ち向かっていく一花の活躍に注目しよう。
4月7日(木)スタート
毎週木曜夜11:59-0:54
日本テレビ系にて放送