4月23日(土)に公開される映画「劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』」のアフレコイベントが行われ、声優を務める風間俊介、津田健次郎が出席した。
本作は、現在アニメ化が5作目に突入するなど世界中で人気を博す漫画「遊☆戯☆王」の連載開始20周年記念として、“原作のその後”をオリジナルストーリーで描いた作品。
主人公・武藤遊戯役の風間は黒のロングカーディガンに、ジーンズ、ブーツ姿で登場。「声優経験がなかった僕をゼロから教え育ててくれた大事な作品。『今こそ恩返しの時だ』と思い、しっかりと主演と遊戯役をやらせていただいております」とあいさつ。遊戯のライバル・海馬瀬人役の津田は「とても気合が入っています。レコーディングは俊介と二人で楽しく笑いながらやれました」と語った。
それぞれの役の見どころについて、「気弱な少年だった遊戯が成長しています。声の演じ方も意識しました。変わらぬ姿ではなく、成長した遊戯の姿が見せられると思います」(風間)、「海馬は相変わらず元気(笑)。変わらぬ強さで物語を引っ張っていきます。それが海馬の良さで、皆さまに愛されるゆえんだと思います」(津田)と紹介。
そして、報道陣に向けてアフレコシーンを公開。遊戯と海馬の緊張感あるやりとりを息ぴったりに演じていた。
また、劇場版では新キャラクター・百済木(くだらぎ)軍団が登場し、イベントにはリーダー・百済木役のケンドーコバヤシ、その手下の不良を演じるジャングルポケットも参加。
百済木軍団の登場シーンのアフレコも披露されたが、一言しか出番のないおたけのせりふをケンコバが2度も奪い取り、出演者は爆笑。
津田は「ケンコバさんのせりふが一番良かった」とコメントし、風間は「スタッフさん、今のシーンOKですか?」と確認。スタッフから「OKです!」と返事が返ってくるなど“悪ノリ”を展開。「遊☆戯☆王」チームの仲の良さを見せた。
さらに、バレンタインデー目前ということにちなみ、物語の鍵を握る“千年パズル”形の巨大チョコレートが登場。男性6人が学生時代のバレンタイントークを繰り広げるという企画だったが、「男子校だったので何もなかった」(津田)、「柔道部だったので女子部員からもらいましたけど、互いに何の感情もないので練習後の栄養として摂取しました」(太田博久)など、甘いエピソードとは程遠い思い出ばかり。
風間も「姉がチョコレートを作る時に、一緒に作っていたのですが、僕の方がうまくできちゃった。そうしたら姉が『それをくれ』と言って、僕の作ったチョコレートはどこかの男のところに渡っていきました」と告白。「それは手作りとしてどうなのかと。それ以来、女性からいただく手作りチョコレートは疑っています」と持論を展開していた。
イベントの最後に風間が「長く愛された『遊戯王』の、皆さんが見たかった遊戯が帰ってきます。かつて子供だった方々も、いま子供と一緒に遊戯王を楽しんでいる方々も、全ての人に喜んでいただけると思います。ぜひ劇場へ足を運んでください!」と映画をアピールすると、斉藤慎二は「いや~、素晴らしい。(報道陣に向かって)感動しませんでした?」と風間を絶賛。
それを聞いた風間から「では、斉藤さんも『遊戯王』を背負った一言をどうぞ」と“むちゃぶり”が。斉藤は「…楽しみにしてください」と苦し紛れにコメントしていた。
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