4月4日(月)よりスタートする連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合ほか)。追加キャスト発表と記者会見がNHKで行われ、ヒロインの小橋常子役の高畑充希と共に追加キャスト4人が登壇した。
主人公の常子と共に、雑誌「あなたの暮し」を創刊する天才編集者・花山伊佐次役に唐沢寿明が決定。常子が入社する出版社のメーン編集者・五反田一郎役に及川光博、その出版社の社長兼編集長の谷誠治役に山口智充、「あなたの暮し」創刊メンバーの一人で経理担当の水田正平役に伊藤淳史がキャスティングされた。また、語りを檀ふみが担当することも明らかになった。
本作は実在の雑誌「暮しの手帖」の創業者たちの軌跡をモチーフに、“父親代わりの長女”である常子(高畑)が女性ばかりの一家の大黒柱となって働き、やがて小さな出版社を設立する姿を描く。
登壇した制作統括の落合将氏が「昨今は朝ドラが好調でございまして、よく『イケメンが出るぞ』とのいうことで騒がれますが、今回史上最強のイケメン4名が唐沢さんはじめとしてご出演になります」と紹介するや、真っ先に唐沢が立ち上がり一礼をして存在をアピールした。
そんな唐沢は「最強のイケメン、唐沢寿明です」とあいさつ。朝ドラ出演に関して「花森さん(花山のモデルとなった編集者・花森安治)という方が変わった方で、本当に僕で良かったのか、分からないまま登壇してしまいました。ですが、精いっぱい主人公を支えて素晴らしい作品になるように頑張りたいと思います。しばし我慢してください」と謙遜してみせる。
一方、及川は「常子さんをサポートしたり、口説いたりしたりする、キザな男と聞いております。僕はキザな役回りというものは全く不慣れなので、精いっぱい創意工夫でもって演じたいと思います」とコメント。
また山口は「高畑さんとは以前親子役で出させていただいておりまて、久々の親子の再会です。こんなにすてきな女性になって…」と感慨深げ(※共演作は'13年テレビ東京の「卒業ホームラン」)。
朝ドラ初出演となるのが伊藤。「家族に話したら、今までの作品出演決定の中でも一番のリアクションを頂きました。『朝ドラ? やったね!』と。100%撮影を楽しみきりたいです」と意気込んだ。
高畑は常子の“魂のパートナー”花山役が唐沢に決定した時の感想を聞かれて「ずっと気にしていたキャスティングでした。ずっと誰がやるんだろうとドキドキしていて、勝手にいろいろ予想をしていましたが、予想外でした!『唐沢さん、出てくれるんですが!?』と初めに言いました」と答えると、唐沢は「知名度を上げにきました!」と言って会場を笑わせた。
そして高畑が「うれしいの前に、背筋がピンと伸びました。朝ドラが始まって、この環境に慣れてくると、『(唐沢さんが)いつ来るのかな』という楽しみに変わってきましたですので…。一緒にお酒を飲みたいです(笑)」というと、唐沢は高畑に小遣いをあげる真似をし、高畑も笑顔でそれを懐に収める真似をして、早くも息のあったパートナーぶりを見せた。
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