松下奈緒“被災地の今”を描く復興ドラマに主演!

2016/02/22 20:19 配信

「恋の三陸 列車コンで行こう!」に主演する松下奈緒と共演の松坂慶子

「恋の三陸 列車コンで行こう!」に主演する松下奈緒と共演の松坂慶子

2月27日(土)夜10時から3週連続で放送されるドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」(NHK総合)の試写会が行われ、その後行われた会見に主演の松下奈緒と共演の松坂慶子が登壇した。

列車を使った合コンイベントを意味する“列車コン”をタイトルに取り入れた同作では、東日本大震災から5年を迎える岩手・大船渡で、恋や仕事に奮闘する人々を描く。

主人公の市役所職員・由香里(松下)は列車コンの運営をしている中、偶然姉の夫・達也(安藤政信)と再会。「大船渡特産のサンマを使ったラーメンで町おこしをする」という達也に巻き込まれる中で、由香里は達也に引かれていくが…というストーリーだ。

会見に登壇した松下は、「最初、明るく前向きな作品と聞いたとき、震災のドラマなのにそういうことが可能なのかと思っていました。しかし、台本を見て『こういうドラマをやりたかったんだ』と納得しました」と振り返った。

由香里の恋多き母・晴子を演じた松坂は「被災地のロケでは、被災者の方にどう接するべきかと考えていましたが、実際に行ってみると、皆さんとても前向きに生きていらっしゃいました。地元の人からは『今の私たちが、元気に頑張っていることを伝えてもらえてうれしい』と言っていただきました」とコメントした。

制作統括の山本敏彦氏は、「ずっと被災者に寄り添ってきたNHK局内の震災プロジェクトから依頼を受け、ドラマを制作した」と制作の経緯を説明。続けて「依頼内容は、『明るく、楽しく、笑えるドラマを東北から発信できないか』というもの。難題でしたが実際に現地に取材に行って、新しい笑顔を築いて前に進んでいる人々をたくさん見ました。大船渡はじめ岩手沿岸部の意皆さんのおかげでできたドラマです」と語った。

そんな“明るいドラマ”を書き上げた脚本の清水有生氏は、「最初、被災地とラブストーリーが結びつかなかった」という。しかし「取材に行って、若い人たちと話すとこちらから聞かなくても、恋愛の話が飛び交う。なぜだろうと思っていましたが、ある時から『彼らは、一瞬にして多くの命が失われるのを見たからこそ人とつながることにこだわる。だからこそ一生懸命に恋をするのだ』とを感じるようになりました」と被災地でラブストーリーを描くことの必然性を感じたと述べた。

最後に、作中で体験した列車コンの雰囲気について聞かれた松下は、「車窓から見える風景もすごく美しいですし、東京ではできないような、その土地ならではの人と人との結びつきなのかなとは感じました。突然の出会いから恋を始めるのもいいんじゃないのかな、という感じはしましたね」と笑顔を見せた。

作中には、実際に大船渡の風景や人々が登場し、実際に東北にいるような雰囲気が感じられる。もちろん震災の悲しみは抱えながら、前向きに生きる人々の姿から、“被災地の今”が感じられる作品にもなっている。

「恋の三陸 列車コンで行こう!」は2月27日(土)夜10時から3週連続で放送!(3月12日(土)は夜10時15分スタート)

「恋の三陸 列車コンで行こう!」
2月27日(土)スタート
毎週土曜 夜10:00-10:45(全3回)
NHK総合にて放送
※3月12日(土)は夜10:15-11:00

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