モー娘。ふくちゃん、アメリカ公演で泣いてしまう！
モーニング娘。'16が2月27日(現地時間)、アメリカ・テキサス州ヒューストンで開催された「Anime Matsuri」のメーンイベントとしてライブを行った。
「Anime Matsuri」はアニメや漫画といった日本の文化を紹介するコンベンションで、ことしで10年目を迎える。モーニング娘。'16は10周年を記念したスペシャルゲストとして招聘(しょうへい)。26日のオープニング・セレモニーに参加した後、開催3日間でライブの他、トークイベント、サイン会、現地メディアの取材などを精力的にこなした。
'14年のニューヨーク公演以来の海外公演となった今回のライブ。モーニング娘。'16にとっては譜久村聖がリーダーになって初の海外公演、そして鞘師里保の卒業後、12人で初となる単独コンサートでもあった。
多くのオーディエンスで埋め尽くされた会場。オープニングでメンバー紹介の映像が流れ始めると大きな歓声が巻き起こり、「ARE YOU READY？」の文字が映し出されるとその歓声は最高潮に。1曲目の「One and Only」で赤いチェック衣装のメンバーがステージに現れると、歓声が悲鳴に変わった。
「Oh my wish！」を歌い終え、メンバーが英語で自己紹介。たどたどしい発音ながらも一生懸命思いを伝え、野中美希は足のけがのために座ってのパフォーマンスになることを話した。
「ENDLESS SKY」「スカッとMy Heart」などを歌い終え、メンバーが半分ずつ衣装チェンジする時間を利用してMCを展開。モーニング娘。OG・光井愛佳が開演前にファンに直接ヒアリングした質問に、メンバーが答えていくことに。
「ヒューストンを楽しんでいるか？」の質問で、飯窪春菜がトヨタセンター(NBAのヒューストン・ロケッツ本拠地)で選手のポスターと写真を撮ったと明かすと、地元ネタにファンは大喜び。「好きなモーニング娘。の先輩は？」の質問で牧野真莉愛がお約束の「道重さゆみ」の名前を挙げると、大きな歓声が上がっていた。
中盤は黒の衣装に着替えて、「そうだ！We're ALIVE」「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」のメドレーでスタート。「恋愛レボリューション21」では、宇宙を意識したキラキラにアメリカ国旗と「I LOVE HOUSTON」のワッペンをあしらった特別仕様の衣装への早替えを見せ、会場を沸かせた。
その後、「冷たい風と片思い」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」などで本編が終了。アンコールでは、「HOW DO YOU LIKE JAPAN？～日本はどんな感じでっか？～」に続いて譜久村が英文の手紙を読み上げ、「I Promise. We'll Be Back！」で締めると会場は大きな拍手で包まれた。
アンコールのラストは「One・Two・Three」。今のモーニング娘。を象徴する楽曲で、大きな喝采とともにヒューストン公演を締めくくった。
今回のライブでは6000人以上を動員。これまでの「Anime Matsuri」全イベントで、最大の動員記録となった。
【ライブを終えてのメンバーコメント】
■譜久村聖：実は、思っていたより緊張していました。他のメンバーより話すことも多いし、覚えた英語のMCも多かったし(笑)。でも、ファンの皆さんから優しい応援や反応を頂けて本当にうれしかった。途中から「ライブ、終わりたくないな」と思っていて、終わってハケた瞬間に寂しくて泣いてしまいました。また絶対にヒューストンでライブをやりたいし、世界のいろんな国でライブをやりたいとあらためて思いました。
■生田衣梨奈：アメリカでのライブは2回目でしたが、ヒューストンの方が私に対する歓声が多かったような気がしました。ぜひワールドツアーを実現させたい！ その思いがさらに強くなりました。
■鈴木香音：私にとってモーニング娘。として最後の海外公演になるので、とても楽しみにしてきました。まさかアンコールで「ズッキコール」が起こるとは思わなかったし、とてもうれしかったです。
■飯窪春菜：「Anime Matsuri」ということで、モーニング娘。のファンの方もコスプレしていたり、モーニング娘。もアニメも好きな人がいつもより多かったので、私にとって「アニメとアイドルの融合」という最高の空間でした。私の好きなもので埋め尽くされた空間が本当に心地良かったです。
■石田亜佑美：「恋愛ハンター」で新しくもらえた自分のパートや、「冷たい風と片想い」でのソロダンスのパートでステージの真ん中に立った時に大きな歓声が上がったんです。とてもうれしかったし、ちょっと自分に自信を持てました(笑)。
■工藤遥：今回のように私たちのことを知らない人もたくさん見てくれている、というライブはまた新たな経験になりました。終わった後「ライブ見たよ」「とても良かった」って言ってくれる人が増えて、ライブをすることで認知度が上がったことを実感できたんです。不特定多数の前でライブをやることの重要性を感じたし、今後海外や日本でもそういった機会を増やしていけたらと思います。
■佐藤優樹：ライブは自分的には反省すべきポイントがいくつもあったんですけど、すごく盛り上がってくれた。モーニング娘。'16として前に一歩踏み出せたなって感じることができました。
■小田さくら：一番うれしかったのは、「モーニング娘。'16を知らない方がたくさんいた」ということ。今回のライブを通じて、私たちや私たちの音楽に興味を持ってくれた人が増えたなって実感できました。
■尾形春水：人生初の海外で、海外のファンに直接会うのは初めてでした。ファンだけでなく、他の方もとてもフレンドリーで面白い方が多く、視野が広がったし、いい経験になりました。これから世界中の人に会って、コミュニケーションを取っていけたらと思います。
■野中美希：アメリカは5年ぶりでとても楽しみにしていました。ステージに上がった瞬間、懐かしさと心地良さを感じることができて、ようやく加入する前のアメリカで生活していた自分と、モーニング娘。としての今の自分が1本につながったなって感じることができました。
■牧野真莉愛：始まる前から楽しみで楽しみで、ずっとドキドキしていました。始まってからは曲が始まるごと、煽りやリアクションをするごとに「キャー」って大きな声援をもらえて、本当にうれしくって夢のような感じでした。ぜひ世界ツアーをやってみたい！
■羽賀朱音：私はツアーの初日の、曲が始まるごとに「お、この曲か」っていう「オーッ！」という歓声を聞くのが好きなので、ツアーの初日が大好きなんです。きょうも1曲ごとに「キャー」っていう大きな歓声を聞くことができてとても楽しかったし、「Oh My Wish！」の私のせりふの時も大きな歓声が上がって、とてもうれしかったです。
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3月12日(土)、13日(日)オリンパスホール八王子(東京)
3月26日(土)ホクト文化ホール(長野)
3月27日(日)新潟県民会館(新潟)
4月2日(土)日本特殊陶業市民会館(愛知)
4月3日(日)フェスティバルホール(大阪)
4月9日(土)広島文化学園HBGホール(広島)
4月10日(日)福岡市民会館(福岡)
4月23日(土)さいたま市文化センター(埼玉)
4月24日(日)静岡市民文化会館(静岡)
4月29日(金)盛岡市民文化ホール(岩手)
4月30日(土)仙台サンプラザホール(宮城)
5月3日(火)ニトリ文化ホール(北海道)
5月7日(土)岡山市民会館(岡山)
5月8日(日)日本特殊陶業市民会館(愛知)
5月15日(日)結城市民文化センター アクロス(茨城)
5月21日(土)、22日(日)NHK大阪ホール(大阪)
5月28日(土)アイプラザ豊橋(愛知)
「Hello！ Project ひなフェス 2016」
3月19日(土)、20日(日)パシフィコ横浜(神奈川)
「モーニング娘。'16コンサートツアー春～EMOTION IN MOTION～鈴木香音卒業スペシャル」
5月31日(火)日本武道館(東京)
■モーニング娘。'16公式HP
【HP】www.helloproject.com/morningmusume/
