松下奈緒がフジテレビ系の4月期木曜夜10時枠のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」で主演を務めることが分かった。
地上波連続ドラマにおける松下の主演作は、'14年に放送された同局の「ディア・シスター」以来2年ぶりとなる。
今回、役作りで髪をバッサリ切った松下が演じるのは、周囲に巻き込まれ、結婚に向かって動き始めることになった三枚目の体育会系34歳独身教師・立木早子。
原作は'09年10月からgooブログで連載をスタートし、'10年3月からアメブロに移行した四コマエッセーマンガ。
実話をもとにした内容が女性を中心に人気を集めており、「早子先生、結婚するって本当ですか?」('14年)をはじめ、計3冊書籍化されている。
今回はそれら3冊をもとに、脚本の水橋文美江がヒューマンドラマを紡いでいく。
小学校教諭の仕事に精を出し、平凡ながらも幸せな日々を送っていた早子(松下)は、父が倒れたことをきっかけに両親の固い絆を目の当たりにし、結婚を本気で考え始める。そして、同僚の女性教諭らと婚活同盟を結成し、活動を始める。
共演は、早子の父親・立木辰志役に尾藤イサオ、母親・尚子役に松坂慶子。
さらに、早子と婚活同盟を組むことになる同僚教師・久我山ミカ役で貫地谷しほり、同じく婚活同盟を組むことになる音楽教師・成増梅子役で佐藤仁美、独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役で八嶋智人が登場する。ほか同僚教師役に、山内圭哉、田野倉雄太が名を連ねる。
松下は「キャラクター一人一人の胸の内やせりふ、思いがとてもナチュラルで素直に描かれていたので、この台本が導いてくれると思いました。私も早子と同様、子どもの頃は大人になれば誰でも結婚するものだと思っていました。今の仕事や環境に満足していて、でも『結婚』というものには少し遠いところにいる。そんな早子にとても共感できました」とコメント。
さらに、ショートカットに変えたことについて、「デビューして以来ずっとロングヘアーだったので、いまだにショートカットの自分に見慣れません(笑)。ずっとショートにしたいなとは思っていましたが、なかなかチャンスがなくて。 この作品で早子同様、何か自分も変わりたいなと思い短くしました」と明かした。
最後に松下は「この作品は恋愛ドラマでもあり、家族ドラマでもあり、お仕事ドラマでもあるいろんな要素が詰まったものになると思います。結婚したい気持ち1000パーセントの同僚、本当は結婚してほしいと思っている両親、 恋愛はしても結婚には結びつかない人、誰もがある年齢になれば結婚できると思っている人。さまざまなキャラクターに共感してもらえるとうれしいです。髪も切って新しい気持ちで臨みたいと思います」と意気込みを見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)