4月23日(土)公開の映画「太陽」の完成披露試写会が3月7日、都内で開催され、出演する神木隆之介、門脇麦、古川雄輝、古舘寛治が登壇した。
同作の原作は、劇作家・演出家の前川知大が主宰する劇団イキウメの同名舞台。21世紀初頭、ウイルスによって人口が激減した世界を舞台に、2つの人類の恋、友情、家族愛を描く。夜にしか生きられない新人類「ノクス」と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類「キュリオ」。この引き裂かれた2つの人類が未来のためにある決断をする。
試写会では、神木らが登場すると客席からは大きな歓声が上がった。神木らの名前が書かれた観客のパネルを見た古舘が「皆さんカードを持っていらっしゃるんですね。えーと僕の名前は…ありませんね(笑)」と切り出し、会場をさらに盛り上げた。
トークショーでは撮影現場の振り返りを。神木が「2014年の真冬に埼玉の秩父で撮影したんですが、本当に寒かった! ありがたかったのは、寒い演技が素でできたこと。カイロは8枚(体に)貼っていた」と口にすると、古川は「神木くんは(出演者の中で)一番寒くなさそうだった。感情を出すシーンになると体が温まるせいか、一人だけベンチコートを着ていなかった」と告白。それを聞いた神木は「汗が引くとすごく寒かったよ!」と反論し、2人は思わず見詰め合う場面が。神木と古川の仲の良さが垣間見えた瞬間だった。
一方、門脇は「寒い、眠いとなると人って食欲が湧くようで、いつもの倍くらい食べていたらコロコロになってしまった。生命の危機を感じてとにかく食べた」と、現場の過酷さを語った。
また、登場する2つの人類のどちらの人生を選ぶかを尋ねられると、神木と古川が「ノクス」、門脇が「キュリオ」と回答。古川は「ノクスの方がいい生活をしているから」と理由を打ち明け、観客を沸かせた。
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