「―カラオケ★バトル」の女王・城南海『優勝目指す』

2016/03/09 06:00 配信

音楽

「THEカラオケ★バトル」で9冠の“絶対女王”城南海

堺正章柳原可奈子繁田美貴アナがMCを務めるテレビ東京系で放送中の「THEカラオケ★バトル」。3月16日(水)の4時間スペシャルでは、番組年間得点ランキングTOP22人が集結し、ハイレベルな戦いを繰り広げる。

そんな中、10冠を目指す9冠の絶対女王・城南海(きずき・みなみ)に今大会に懸ける思いや、歌手ならではの喉のケア方法、マイブームなど、番組では語られないプライベートな一面を聞いた。

――これまで9回の優勝経験がある城さんにとって、今回のスペシャルはどんな思いで臨まれますか?

春のグランプリで、今まで対戦してきた方々もたくさん出演されるので、10冠を飾れるよう、優勝を目指して頑張ります!

――これまでさまざまな歌を歌われていますが、いつもどのように選曲していますか?

テーマがあればそれに沿って選ぶんですけど、今回は“春”がテーマなので、「卒業写真」(荒井由実/現・松任谷由実)を歌います。私から提案することもあるし、スタッフさんから男性の曲を提案されて歌ったこともあります。男性の曲は変化も分かりやすくて好きですね。あとは、好きな曲や中高生のころ聞いていた曲を実際にカラオケで歌ってみたり。私は“奄美のこぶし”を入れて歌うので、それが合うかどうかも選曲のポイントですね。

――練習はどのようにされていますか?

THEカラオケ★バトル」の練習は、必ずカラオケボックスで番組と同じ機種があるところで歌っています。部屋の環境によって点数が出づらかったり、逆に出やすかったりするので、その違いも確認しながら練習しています。

この間、和歌山で入ったカラオケが和室で畳だったんですけど、音が吸収されやすいのか、点数が出にくかったです。あと、マイクの電池の残量によっても変わってきますね。

――いつもどんな思いで歌っていますか?

THEカラオケ★バトル」は点数がはっきり出るので、歌手として曲の良さやメッセージ性を伝えたいという思いと、点数も出せるような歌い方というところを両立させながら歌っています。感情を入れるけど、入れ過ぎないようにしているので、そこが難しいところですね。

――大会の前に必ずすることはありますか?

必ず楽屋でカレーを食べます(笑)。験担ぎっていう意味もあるし、香辛料って喉にいいかなと思って。私はご飯をちゃんと食べないと声が出ないので、しっかり食べて臨みます! 

あと、前日は念のためお酒を飲まないようにしています(笑)。

――これまで9回優勝されましたが、地元の方や周りの方の反響はいかがですか?

いろんな方が応援してくださってます。父は「頑張りなさい」って応援してくれてるんですけど、母はご飯も喉を通らないくらい、私より緊張して、いつも見られないって言ってます。

――多忙な日々を送られていると思いますが、何か切り替えのためにしていること、リラックス方法などはありますか?

何かあると一番最初に喉に出てしまうし、首や肩の筋肉って喉に影響してくるので、よくマッサージをしています。あとは、アロマとか、ボディークリームとか、いろんな香りで癒やされています。

まだこれからなんですけど、ごま油を水に2、3滴入れてうがいすると喉にいいって聞いたので、それをやってみようかなって思っています。歌を目指す人にはいいかもしれないですね。

――番組の見どころをお聞かせください。

最近どんどんレベルが上がっていて、私が最初に優勝した時は、97点台だったんですけど、今は99点か100点を出さないと優勝できないレベルになっています。

今回は、これまで番組に出場した上位22人が集まってのバトルなので、ものすごくレベルが高いし、オペラや宝塚、私のように民謡といったいろんな歌い方の人が集まっているので、絶対楽しめると思います!

――今後、歌以外でも挑戦したいことがあったらお聞かせください。

この番組がきっかけで宮本亜門さんからお誘いを受けて、ミュージカルに初めて出ることになりました! 歌だけでなくお芝居など新しいことにも挑戦していきたいです!