日本テレビ系にて4月よりスタートするドラマ「お迎えデス。」の追加キャストが発表され、物語のキーとなる役柄を門脇麦が演じることが分かった。
田中メカの人気漫画を原作とした同ドラマ。主人公の大学生・堤円(福士蒼汰)は、ひょんなことから幽霊が見えるように。ある日、うさぎの着ぐるみを着た死神・ナベシマと出会った円は、「幽霊をあの世へ送る仕事」を強引に任されてしまう。
さらに、円は「幽霊を体に憑依させる」という特殊な体質を持つことが判明。円はバイトの先輩である阿熊幸(土屋太鳳)とコンビを組み、嫌々ながらも「この世に未練を残した幽霊たち」の願いをかなえるため奮闘する。
門脇が演じるのは、円の亡き高校時代の同級生・緒川千里。事故により亡くなり、円との「ある因縁」から成仏できずに幽霊としてこの世に残る。死神に見つからないよう、幸の家にかくまわれているが、何を考えているのか一切謎に包まれている。
門脇の撮影は、円が回想する高校時代のシーンからスタート。川沿いの道を福士と並び、寄り添って走るというシーンに挑んだ門脇は、まだ寒い朝の土手を白い息を吐きながら演じ切った。
初日を終え、門脇は「探り探りで終わってしまった初日でしたが、いよいよ始まった!という現場の空気に包まれ、私自身もワクワクした気持ちで満ちています。春らしい温かみのある作品になるよう3カ月間頑張ってまいります」と意気込みを語った。
また、福士は門脇との共演について「門脇さんとは、実はデビュー作(ドラマ「美咲ナンバーワン!!」)が一緒なんです。それから数年お会いしていなかったのですが、今回また共演することになり『懐かしいね』と言い合っていました。同じ作品に出演できることがうれしいですし、これからの撮影が楽しみです」と明かした。
高明希プロデューサーは、門脇の起用について「はかなさと強さを併せ持つ“希有”な魅力の持ち主。まだ詳細は明かせませんが、千里が担う運命を演じられるのは麦ちゃんしかいないと思いました。回を追うごとに、福士くんや太鳳ちゃんとの関係が複雑化していき、ラブコメも絡んでくるので楽しみにしていてください」とコメントした。
さらに、円や幸を取り巻くキャストも明らかに。ナベシマと行動を共にする「見た目は子供、中身は大人」の死神・ゆずこ役を濱田ここね。円の母親で、家族の心配が生きがいという堤由美子役を石野真子。円の父親だが、再婚のため円とは血が繋がっていない堤郁夫役を大杉漣が演じる。
ほか、ナベシマのライバルである死神・シノザキ役に野間口徹、円の同級生であり唯一の友達・加藤孝志役に森永悠希、円の妹・堤さやか役に大友花恋、シノザキの部下・マツモト役に根岸拓哉、シノザキの仕事を請け負う“黒巫女”魔百合役に比留川游らが決定。彼らが物語を一層盛り上げていく。
気になる「うさぎの死神」ナベシマの存在含め、ますます楽しみな同ドラマ。今後の情報にも注目しよう。
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