3月11日(金)からTBSほかで順次放送となるアニメ「昭和元禄落語心中」の第10話より、先行カットとあらすじを紹介する。
本作は、雲田はるこが昭和の落語家たちの素顔と業を描いた同名漫画(講談社刊「ITAN」で連載中)をアニメ化した作品。刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の演目が忘れられない元チンピラ・与太郎は、出所するとすぐに寄席へ。強引に八雲に弟子入りした与太郎は、八雲らの複雑に絡み合う人間関係の中で、落語に情熱を注いでいく。
第10話では、別れの刻(とき)がふいにやって来る。落語のつらさも楽しさも一緒に分かち合った助六。自分を本当の子どものように世話してくれたおかみさん。弟子入りを望む者やマスコミは嫌というほどやって来るのに、大切な人たちはどんどん去って行く。やりきれない思いを抱える菊比古に、七代目が聴かせるのは「子別れ」と自身の因果の物語。そう、すべては切っても切れない因果の巡り合わせ…。
なお第10話は、TBSでは3月11日(金)深夜2時25分からの通常放送。MBSでは3月11日(金)深夜2時45分から通常より5分押し、CBCでは3月11日(金)深夜3時44分から通常より31分押しでの放送となる。
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