TBS系の月曜ゴールデン枠にて、人気ミステリー「浅見光彦シリーズ」の第35弾「風のなかの櫻香(さくらこ)」が3月28日(月)に放送される。
同作は奈良、三重・志摩を舞台に、男子禁制の尼寺・尊宮寺に関わる人々が事件に巻き込まれていく物語。この尼寺で育った養女・櫻香を志田未来が演じる。
尼僧の暮らしを取材するために尊宮寺にやってきた光彦(速水もこみち)は、5歳の時に児童養護施設から寺に引き取られたという櫻香と出会う。
櫻香は19歳となり尼僧になる決意を固めていたが、そこへ「櫻香を出家させるな」という差出人不明の手紙が届いたことから、彼女の出生の秘密をめぐる事件が次々と発生してしまう。
志田は「今回のロケでは、奈良と志摩に行かせていただきました。奈良は中学の修学旅行ぶりでしたのでとても懐かしい気持ちになりました。志摩は初めてだったのですが、空気が綺麗で自然も多く素敵な場所でした」とロケを振り返った。
また、複雑な経歴を持つ櫻香については「自分が養子だということを知っていても、決して悩んだりしていることを周りに見せない心の強い明るい女の子です。ですから、どんなシリアスなシーンでも暗くなり過ぎず前向きに物事を考えていることを意識して演じていました」と役への思いを解説した。
撮影に入る前は、「クランクインしてから途中からの参加だったので現場になじめるか不安でした」と、心配事もあったそう。
しかし「速水さんがとても優しく気さくに接してくださりすっと入っていくことができました。おいしい料理を教えてくださったり、早く終わった日にはお食事に連れて行っていただいたりと、とても楽しい現場になりました」と語り、“座長”速水に感謝の思いを語った。
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