アイドルグループ「私立恵比寿中学」の廣田あいかが、4月9日(土)スタートの新ドラマ「土曜ドラマ24『昼のセント酒』」(毎週土曜夜0:20-0:50テレビ東京系)に出演する。
同ドラマは、漫画「孤独のグルメ」(扶桑社)の原作者・久住昌之が描く、“銭湯×酒”エッセーを、戸次重幸主演でドラマ化したもの。平日の昼間から仕事をサボり、背徳感を感じながらも、銭湯と酒を堪能する大人の道楽を描く。廣田は、戸次演じる主人公・内海が勤める広告会社のOL・遠藤早苗を演じる。
今回、廣田にインタビューし、ドラマへの意気込みや役作り、共演者の印象などについて語ってもらった。
――初めてのOL役はいかがですか？
OLさんって、ピシッとスーツを着て、ピシッとデスクに座ってバリバリ仕事をしているという、私とは真逆のようなイメージだったんです。でも、(演じる)早苗ちゃんは結構ユルユルで、「こんなOLさんっているのかな？」というような、ゆるーく仕事をこなしているキャラクターなので、撮影に入る前と後ではOLさんへの印象がガラッと変わりました。早苗ちゃんみたいなOLさんが本当にいるのか、というのは疑問ですけど…(笑)。
――なるほど。そんな早苗を演じるに当たって、どんな意識を持って演じていますか？
OLさんとして、自然にそこにいる感じが出せるかということを、常に意識して演じています。学生役を演じた時は、自分も学生だったので自然なたたずまいができるのですが、OLさんの経験はないので、いつも以上に気を配っていますね。横断歩道などでOLさんを見掛けると、「どんな会話をしているんだろう？」「どんな歩き方なんだろう？」って、つい見てしまうようになってますね～。
――主演の戸次さんの印象はいかがですか？
見た目の通りすごく優しい方で、撮影の合間にはいっぱいお話してくれます！ 私が戸次さんの書いたボードの文字を消すというシーンでも、わざわざご自身でホワイトボードに書いてくださったりと、本当に気を使ってくださってすてきな方だな～って印象です。“すてきなパパ感”がスゴいです！(笑) このドラマは、そんな方が仕事をサボっちゃうっていうところがすごく面白いんですよね。
――仕事をサボって銭湯に行ってしまうという今作のストーリーについてはどんな印象ですか？
いいな～、うらやましいな～って思います。やっぱり、毎日仕事に追われていたり、学生なら課題に追われていたりと、みんな何かに追われた生活の中で、こんなにフリーダムに生きていけるなんて！ 好きなことのために生きているという感じがうらやましいです。また、仕事をサボって怒られても憎まれたりしないっていう、(戸次演じる)内海さんの人柄にも魅力を感じますね。
――もしドラマの主人公のように、仕事をサボれるならば、行ってみたいところはありますか？
え～っ、あんまりそういうのは思ったことないですね～(笑)。もしできるならば、スタジオや収録で屋内にいることが多いので、自然が感じられるところに行ってのんびりしたいかな～。
――確かに自然があるとリフレッシュできますよね！ ちなみに廣田さんのリフレッシュ法は？
何か一つのことに集中することです！ 疲れて帰ってきた日とかに、深夜から無言で料理を始めて、出来上がったものをかわいく写真に撮ったりするのが好きなんです(笑)。切って、炒めて…と、チャチャっと手際よくやるのが楽しいんですよー。あとは、絵を描いたり、おもちゃを組み合わせたアートを作ったりと、一人で集中して何かを生み出すことが好きです。
――最後に、ドラマの見どころをお願いします！
内海さんが銭湯に入っておいしいご飯を食べに行くっていう最高のコラボレーションを見るだけで、解放感を感じられると思います。ぜひご覧になっていただいて、週末の疲れを癒やしていただく時間にしていただけたらうれしいです。
なお、「私立恵比寿中学」が3枚目となるフルアルバム『穴空(アナーキー)』を4月20日(水)にリリース。“エビ中”の魅力が詰まった同作についての廣田のインタビューは、「『楽しい曲なのに泣きそうに…』エビ中・廣田あいか新アルバムレコメン」に掲載。
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