構想5年!内村光良の「金メダル男」が連載スタート
内村光良の長編小説「金メダル男」が、4月4日(月)付けの読売新聞夕刊でスタートすることが分かった。掲載は夕刊に連日、6月下旬まで全60回の予定。また、同連載をまとめた文庫本が、6月25日(土)に中央公論新社より発売されることも決定した。
本作は、内村が'11年に行った一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を基にしたエンターテインメント作品。舞台での評価も「すごかった」「心が揺さぶられた」など、好評を博したストーリーを、今回、自らが脚本、監督、主演を務める10月22日(土)公開の映画の原作として、新たに全編書き下ろされた。
異分野発の文芸作品が社会的な注目を集める中、昨年7月の「R25」で「小説を書いてほしい芸人1位」に選ばれた内村。自身が歩んできた道のりの集大成とも言えそうな珠玉のストーリーを、内村の筆がどう描きだすのか期待が高まる。
気になるストーリーは、'64年、長野県塩尻市生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得し、中学に入るころには「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。
しかし、それは、“一番を目指し続ける”という波瀾に満ちた人生の始まりにすぎなかった。何度失敗してもめげずに立ち上がり、さまざまな一等賞にとことん全力で向かい、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。
そのいちずな生き方が、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描かれる。
そんな本作は、内村とHey! Say! JUMP・知念侑李のW主演によって10月22日(土)に劇場公開される。
主演の2人の他、木村多江/ムロツヨシ、土屋太鳳/平泉成、宮崎美子/笑福亭鶴瓶、大西利空、大泉洋、上白石萌歌、大友花恋、ささの友間、音尾琢真、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、加藤諒、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツ、手塚とおる、高嶋政宏、温水洋一(登場順)という豪華キャストが出演。
まさにこの時代の“一等賞”メンバーが、内村、知念と共に「金メダル男」の世界を彩っていく。
10月22日(土)公開
長編小説「金メダル男」連載
4月4日(月)~6月下旬まで
読売新聞夕刊で掲載(全60回)
●連載をまとめた文庫本を6月25日(土)に中央公論新社より発売予定