あゆみくりかまき号泣で卒業「絶対に帰ってくる！」

バラエティー

2016/04/01 07:30

tvk(テレビ神奈川)の音楽情報番組「saku saku」にレギュラー出演していたあゆみくりかまきが、4月1日の放送を最後に卒業した。'14年の春から2年間出演し、持ち前の明るさで番組を盛り上げてきた“3頭のクマ”は、店長「ポンモップ」の声を担当してきたカンカンと共に卒業。ゲストとして番組に凱旋(がいせん)することを誓った。

最後の収録となるエンディングコーナー。目を潤ませ、涙が落ちるのを懸命にこらえていた3頭だったが、収録前から涙を流していたまきの目は真っ赤。くりかは「泣いてないもん！」と強がりながらも、目から涙があふれていた。「笑顔で終わりたい」というあゆみはギリギリまで笑顔を見せていたが、カンカンへの感謝の気持ちを語るとせきを切ったように涙が流れだした。

最後のメッセージで、まきは「今のあゆみくりかまきが動きだしたのも、個性を出せたのも『saku saku』があったから。ここで学んだことを、これからのアーティスト活動の糧にして、ゲストの席に座るのが夢なので、またここに帰ってきて『おかえり！』って大声で迎えてもらえるように頑張りたいと思います」と、ゲストとして番組に戻ってくることを宣言。

くりかは「面白いことを喋れず、『saku saku』のためになっているんかなって悩んだ時期もあった。でも、スタッフさんに『今のくりちゃんのままでいいよ』って言っていただいて、サクサカー(視聴者)さんも『楽しみにしているよ』って言ってくれて…みんなに支えられた2年間でした。絶対に夢をかなえて、『saku saku』に戻ってきたいし、絶対に帰ってきます。帰ってこさせてください」と、スタッフや視聴者に感謝を伝えた。

あゆみは「くりかまきに加入して、最初の芸能活動がこの『saku saku』でした。不安の中、裏で『大丈夫？』って初めて言ってくれたのが店長で、初めて一緒にお仕事をできたのが店長で良かったなって思います。この(番組の)空気感を出せたのはカンカンさんありきだったので、すごく感謝しています。この『saku saku』を作ってこられたのは、スタッフさんを含めサクサカーさんのおかげなので、これからも『saku saku』が永遠にありますように。そして、大きくなって戻ってきて、恩返しできるように頑張ります」と締めくくった。

番組に残るMCのNANAE(7!!)は「店長とあゆくまちゃんは2年だけど、私は1年前にやってきて、本当に右も左も分からないまま真ん中に立つことになって、(みんなが)すごい支えてくれた」と振り返ったところで涙がこぼれ、「よく考えてよ！　私だけここに残るんだよ。泣きたいのはこっちだよ～」と別れを惜しんだ。

4月4日(月)からはお笑い芸人の上々軍団がメンバーとして加わり、NANAEと共に新たな「saku saku」を作っていくことになるが、カンカンは「安心して任せられる」とNANAEのMCに太鼓判を押す。「卒業していったMC陣も帰ってくる場所が欲しいので、必ずこの番組を継続して、盛り上げていってほしいなって思ってます」とエールを送った。

あゆみくりかまき最後の出演となった放送回は、4月1日の夜11時30分から再放送される。

【収録後のコメント】

まき：皆さんからの愛をたくさん感じて、2年間楽しかったなって思いました。寂しさもあるんですけど、先の明るい未来を信じて、「saku saku」と共にこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました！

くりか：泣いてないです。泣いてないですよ(笑)。泣くわけないじゃないですかぁ。「saku saku」の一員でいられて本当に幸せやなって思います。これからも一員でいたいなって心から思います。(番組で)出会えた人とずっと一緒にいたいなって思いました。ありがとうございました。泣いてねーよ！(笑)

あゆみ：本当に「saku saku」っていい番組だなって思いました。歴史があって、こういう空気でいい番組ができて、これからもこの番組が続いていくのが日本のためだと思いました(笑)。芸能活動に関わらせていただくのは「saku saku」が初めてだったので、他の番組に行って驚くことが多かったですね。「台本ってあるんや！」とか(笑)。でも、この番組があったから、あゆみくりかまきができたって本当に思います。これからも恩返しができるように、頑張っていきたいと思います。

NANAE：この1年間は本当に毎日楽しかったです。あゆくまちゃんがいなくなるということは、私にとってオアシスがなくなるみたいな、癒やしがなくなって寂しくなるんですけど、アーティストとして「saku saku」に出演してくれる日を待っています。本当に1年間ありがとうございました。