阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華俳優陣の出演に加えてフィギュアスケーター・羽生結弦が映画初出演で殿を演じることでも大きな話題を呼ぶ、5月14日(土)公開の映画「殿、利息でござる!」。
4月1日(金)の“エイプリルフール”、映画に登場する「思い込んだら試練の道をゆく男」主人公・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)が勢い余って新党を旗揚げ、選挙に立候補した。まさかの“阿部首相”が誕生?
今から250年前の江戸時代に実在した十三郎。ビンボーな町・吉岡宿を救うため、彼は知恵者の篤平治(瑛太)と共に「藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げ分配する」という奇想天外な計画を思い付く。自分のことより、人のこと。私財を投げ打ち、お上に立ち向かう姿はまさに今、日本が求める理想のリーダーのそれだ。
今回、完成した選挙風ポスターは、穀田屋十三郎が “知恵”と“勇気”と“我慢”で立ち上がった決意の雄姿を「選挙風」に表現。そして計画が進む中、周囲から羨望(せんぼう)のまなざしを集めるようになった彼ら吉岡宿のメンバーたちの間で、いい気になったり、偉そうにしたりしないよう、仲間内で「つつしみの掟」というルールを作った。
この掟ゆえ、現代まで決して口外されることのなかった知られざる彼らの物語が、今世間に広めるべく
「町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は“人に話すな。”こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか…」と、本作に熱い思いを抱く中村義洋監督の描く、映画にも期待が高まる。
「日本を取り戻す。」と掲げ、真っすぐ前を見詰める十三郎と、思わず日本の未来を語り合いたくなる。もちろん、新党立ち上げはエープリルフールならではのうそだが、「殿、利息でござる!」の公式サイトは、1日限定でエープリルフール使用に変更されるそうで、こちらも注目したいところだ。
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