藤木直人主演の「ドラマスペシャル『叡古(えいこ)教授の事件簿』」が、5月にテレビ朝日系で放送されることが決定した。
門井慶喜による第153回直木賞候補作『東京帝大叡古教授』を原作に、時代設定を現代にアレンジ。文系の天才教授・宇野辺叡古(うのべ・えいこ)が、学内で起きた連続殺人事件を解決していくミステリードラマだ。
藤木演じる叡古教授は、文系のあらゆる学問に精通する“知の巨人”。しかし、細かいところに固執したり、時には不遜とも思われる言動を取る風変わりな人物。
藤木自身は、早稲田大学理工学部出身の理系俳優。文系の天才ヒーロー・叡古教授をどのように表現するか、注目が集まる。
さらに、叡古教授の相棒役の刑事・南波陽人としてココリコ・田中直樹が出演。不器用で人間味あふれる南波と、天才・叡古教授という対照的な2人がコンビを組み、事件に立ち向かう。
また、共演陣には白洲迅、宇梶剛士、武田鉄矢、浅野ゆう子らが名を連ね、藤木らと共に世界観を構築する。
藤木は「僕はいつも自分の出番があるページに付箋を貼って、撮り終わったものから剥がしていくんです。ところが、今回はあまりに付箋が多くて、一向に減らない! 大量のせりふ…しかも理系である僕には縁がなかった文系の知識や個人名にあふれたせりふを覚えるのは、すごく大変ですね」と、叡古教授を演じる上での苦労話を披露。
また、初共演となる田中について藤木は「相方の遠藤(章造)さんとは以前、連続ドラマでご一緒したことがあったので、ひそかに『これでココリコをコンプリートできた!』と喜んでいます(笑)」とユーモラスなコメント。
最後に「このドラマはとにかく展開がスピーディー。二転三転と話が進んでいくのでぜひとも最初から油断せず、ご覧ください。また、今回は暗号がカギとなります。叡古教授より早く解けるかどうか(笑)、解読にチャレンジしてみても面白いと思います」と見どころを語った。
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