川栄李奈「結婚指輪は不思議な感じです(笑)」
毎週木曜に放送される新ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」(フジテレビ系)で、主人公・早子(松下奈緒)の妹・守山風子を演じる川栄李奈にインタビュー。
34歳にしていまだ結婚を意識していない早子が、周囲に巻き込まれて同僚教師と“婚活同盟”を結成し、結婚に向かっていく同作だが、今回は川栄に役作りや、姉役を演じる松下の印象、実話を基にした4コマ漫画が原作になっているということで、作品に共感する部分などを語ってもらった。
今回、川栄はAKB48卒業後初の民放連続ドラマのレギュラー出演となる。
「オファーを受けた時は、すごくうれしかったです。フジテレビで連続ドラマは初めてでしたし、既婚者っていう役どころも初めてなんですよ。小道具でいつも結婚指輪を着けているんですが、不思議な感じです(笑)」。
そう笑顔を見せる川栄が演じる風子は、松下演じる姉の早子より姉らしい一面を持つキャラクターだ。
「今回はせりふがしっかりした感じなので、それに沿ってきちっとできればと思っています。役作りは特にしていなくて、既婚者の役なので、自分の想像を膨らませながら、せりふの言い方などで雰囲気を作れたらいいなと思っています。
中江功監督からも詳しい要望があったわけではなくて、でも、松下さん演じる姉の早子を支えるというか、妹がしっかりしている感じを出していけたらと思っています。実際、風子が姉みたいというか、(姉と妹が)逆みたいな感じですよね(笑)」。
はにかむ川栄だが、風子の姉よりしっかりしたキャラクター性は、子どものころからの過ごし方が影響していると考えているそう。
「風子は早子と同じ家庭で育ってきたんですけど、小さいころから風子の方が何でもやる感じだったんだと思います。たぶん早子は、風子がやっちゃうからやらなかったと思うんですよ。それで、風子の方がしっかりしているのかなと思います。風子は実家から遠くにいても、保険証がどこにしまってあるのか知っていますし(笑)。
ただ風子は、お姉ちゃんにも結婚してほしいというか、そういう思いは持っていますね。今後も風子は毎回実家にやってきて、早子にアドバイスをしていくことになるでしょう。意外と冷静だったりするところは、風子と(自身で)似ているなと思いましたね」。
そんな今作は、立木早子の4コマエッセー漫画が原作。実話が基になっているということで、リアルなせりふや描写が随所にちりばめられている。
「早子のお見合いを見ていると、『ああ、お見合いをするとこんな感じなのかな』とか思います(笑)。あと、早子の心の描写で『いつか結婚すると思ってた』というのがありますけど、実際に私も中学生のころとかって、二十歳くらいで絶対結婚するだろうって思ってました。でも、実際に二十歳になってみると、何だかんだで結婚しないんだなって(笑)」。
主演の松下と川栄は、姉妹役ということで共演シーンも多数。
「松下さんは、すごくフレンドリーで話しやすい方です。それに、とても気さくで優しくて。早子との共演シーンは、やっぱり家族なので、頼れる妹というか、姉がちゃんと信頼して、頼ってくれる妹になれるように頑張りたいですね。立木家も本当の家族のように明るくて、みんな本当に優しいんです」。
今後も劇中では、早子の結婚に向けたさまざまな努力や活動が描かれていく。
「出演する皆さんが本当に個性豊かで、早子たち小学校の先生たちのキャラクターも、とても面白くなっています。本当に楽しく、いい雰囲気の中で撮影を進めていて、結婚している方もそうでない方も、楽しめる作品になっていると思います!」。
結婚に向けて奮闘しながら、早子が“人生とは”何かつかんでいく「早子先生―」は4月21日(木)スタート。
4月21日(木)スタート
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
※報道特番のため予定より1週繰り下げてスタート、初回は夜10:00-11:09