田中れいな、主演舞台の顔合わせは「清楚に」!?
田中れいなが主演を務めるミュージカル「ふしぎ遊戯~朱ノ章~」のゲネプロが4月7日、東京・池袋のあうるすぽっとで行われた。
「ふしぎ遊戯」は渡瀬悠宇による少女漫画で、本の中に吸い込まれてしまった女子中学生・夕城美朱が、異世界を旅する幻想的なストーリー。今回は'10年の初演、'11年の朱雀編、'12年の青龍編に続く4度目の舞台で、初めてのミュージカル化となる。
ゲネプロ前の囲み取材には、主人公の美朱役・田中に加え、鬼宿役・平野良、本郷唯役・坂田しおり、心宿役・寿里、柳宿役・宮地真緒、星宿役・前山剛久が出席。舞台への意気込みなどについて語った。
田中は「演技をするのが4年ぶりくらいで、舞台もモーニング娘。を卒業して以来やっていないんですよ。今回が卒業して初の舞台です。『ふしぎ遊戯』は原作がすごく好きなんですけど、前回の舞台を見に行って『れいなも出たいな』って思っていたら、夕城美朱役をやらないかという話をもらえて、本当にうれしかったです」と、大好きな作品への出演に笑顔。
さらに、稽古について「本格的な俳優さんたちに囲まれてやらせていただくということで、教えてもらうことや学べることがたくさんありました」と振り返る。だが、顔合わせの際は不安もあったそうで、「『アイドル出のやつがなんで主演やるんだよ?』とか思われるかなって不安だったので、清そにいきました(笑)。初めの印象が大事だと思って、下からいくようにしましたね(笑)」と話した。
そんな田中が共演者と仲良くなるために採った作戦は、「いつもお菓子を持っていて、稽古場で配るようにしてました」。「お菓子で仲良くなろうとか、ブログに写真を載せるために一緒に変顔をしてもらって仲を深めようと思って。みんな仲良くなれました」と、うまくいったことを明かした。
今回のミュージカルで座長を務める田中。「円陣を組んで『みんな、頑張りましょう!』って言ってると、『自分、なんでこんな偉そうなことを言いよるのかな?』っていう気持ちになったりとかあるんですけど(笑)。座長として自分が引っ張るというよりも、みんなで一緒に楽しくやろうっていう気持ちの方が大きいので、れいならしく『イェーイ!』な感じで、盛り上げるようにしてます」と、座長として頑張っている様子だった。
田中はこの日、制服姿で登場。「(何歳まで制服を着られるかは)気持ちの問題です。個人的にコスプレが好きで、特に制服が大好きなので、(着られて)すごくうれしいですね。お団子ヘアは普段しないのですが、やってみたら意外と大丈夫かなって。抵抗はないです!」と自信満々に言い切る。
最後に、「楽しいっていう気持ちがお客さんに伝わって、『いいね!』って言ってもらえるような舞台にしたいと思います。頑張ります!」とメッセージを送った。
4月8日(金)~17日(日)
東京・あうるすぽっと
【HP】www.39amipro.com/fushigi-shu/