4月15日(金)、22日(金)の2週連続でスペシャル・スピンオフとして復活する「民王」(テレビ朝日系)。
それぞれ舞台は連続ドラマの“その後”と“その前”となっており、15日放送の「民王スペシャル~新たなる陰謀~」では、内閣総理大臣・武藤泰山(遠藤憲一)とその息子・翔(菅田将暉)が再び入れ替わりの事態に見舞われたことで起こる大騒動を、そして22日の「民王スピンオフ~恋する総裁選~」では、大人気キャラの総理公設第一秘書・貝原茂平(高橋一生)の知られざる過去が描かれる。
ファン待望の復活ということもあり、放送前から「民王」ワールドへの期待も高まる中、今回は「民王スペシャル~新たなる陰謀~」では泰山を演じる遠藤憲一が、生涯初のラップに挑戦している。
連続ドラマ放送時から「民王」では、ダンスに相撲と、何かと“初挑戦”な出来事が多かった遠藤。もちろん今回のスペシャルでも例に漏れず初体験があった。それはまさかの“ラップ”だ。
4月15日放送の「民王スペシャル~新たなる陰謀~」で、内閣総理大臣としてウズラスキスタン国にボンジョビウム外交に出た泰山だったが、その道中またしても“脳波ジャック”が行なわれ、息子の翔と入れ替わってしまう。
昔より少しはマシになったとはいえ、相変わらずの及び腰&“日本に帰りたい”状態の翔(見た目は泰山)を乗せた飛行機は、ウズラスキスタン国に到着し、そのままガードナー大統領との会談がスタート。
その席で歓迎の意を込めた歌とダンスが披露され、ガードナーから「一緒に歌おう」と誘われるのだが、その歌は“ラップ調”だった。
傍らで秘書の貝原が、そして日本で泰山(見た目は翔)と官房長官の狩屋(金田明夫)らが見守る中、果たして翔はラップを成功させることができるのか…。
これまで“ラップをする”ことなど、プライベートはもちろん、俳優人生においても経験がなかった遠藤。今回も撮影前には必死に練習に励んだそうで、その中で2月に行われた第58回グラミー賞で最多5冠に輝いた人気ラッパー、ケンドリック・ラマーのパフォーマンスにも注目し、勉強したそう。
それですっかりケンドリック・ラマーのファンになってしまったという遠藤が、今回のスペシャルでどんなラップパフォーマンスを見せてくれるのか、期待は高まるばかり。
また、今回のラップ作詞には、テレビ朝日で火曜深夜に放送中のラップバトル番組「フリースタイルダンジョン」でも活躍中のACEが参加。劇中でもパフォーマンスを披露しているので、それも見逃せない。
ラップ初挑戦に、遠藤は「難しかったね! イメージはあるんだけど、なかなか…(笑)。『民王』っていう作品は俺にとって初挑戦なことが多くてね。ダンスしかり、相撲しかり…。だから『またか!』と思いましたよ。妻に練習を見てもらったんだけど、なかなかうまくできなくて怒られちゃった(笑)。大変だったよ。
ことしはこのラップもやるからと思って、グラミー賞でのケンドリック・ラマーのパフォーマンス、真剣に見ちゃった。格好良かったなぁ。強烈に好きになっちゃった。あんなにイケてるラップはできないけどね!(笑)」と、感想を語った。
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