4月21日(木)からスタートする竹野内豊主演の「グッドパートナー 無敵の弁護士」(テレビ朝日系)。ドラマの見どころや主演の竹野内豊の魅力などについて、テレビ朝日の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーにインタビューを行った。
――今回、企業法務専門の弁護士事務所が舞台となっていますが、なぜ企業法務という分野に注目をしたのですか?
企業法務はそれを専門に担当する弁護士さんがとても多い分野です。企業も人の集合体ですので、弁護士ドラマを作ろうとなったときに、あえてあまり扱われていない企業法務に焦点を絞ってみようと、脚本の福田靖さんと決めました。
――優秀なキャリアを持つエース格の弁護士・咲坂健人を演じる竹野内さんを起用した理由について教えてください。
竹野内さんは清濁併せのんでいるオトナの余裕と、理不尽なことは許せないという男気あふれる面を持っていらっしゃると思います。今回は、そこを出していきたいと思いました。格好良くて、でも根っこに熱いものを持っている、こんな弁護士さんがいてほしいなと思ったことから、竹野内さんにお願いしました。
――そんな竹野内さんが演じる咲坂健人の魅力を教えてください。
咲坂はスーパーマンではないんです。仕事はできて、泥臭いこともいとわずにやりますが、一方で結婚生活は失敗してしまったという弱点があります。あれだけ格好良くてスタイリッシュで、人のトラブルを解決する弁護士なのにもかかわらず、自分のトラブルは解決できなかった…そこが魅力なのではと思っています。
――咲坂のライバル弁護士で元妻の夏目佳恵を演じる松雪泰子さんを起用した理由について教えてください。
松雪さんは、最近はしっとりとした役が多かった印象がありましたが、竹野内さんの元妻でありライバル弁護士なので、才色兼備かつ、パワフルなお芝居が上手な方にお願いしたいと考えていました。ご本人も明るい役をやりたいと思ってらっしゃったということもあり、今回そのタイミングがうまくあって、出演していただけることになりました。
――咲坂の意外な一面はありますか? また、咲坂と佳恵の関係について注目するポイントがあれば教えてください。
咲坂はオシャレに気を使っているので、アイロンも自分で掛けますし、靴も自分で磨いています。格好良くて物分かりのいい男だと思いきや、佳恵とは事有るごとにぶつかります。咲坂と佳恵は元夫婦なのに、同じ事務所にいるため、痴話げんかがたびたび起きて、熱海(賀来賢人)らはそのとばっちりを受けてしまいます。
そんな2人の一回破綻してしまったラブストーリーがどうなるかにも注目してほしいです。ビジネスドラマですが、ラブストーリーやホームドラマの要素もあり、そういった面も楽しみにしていただければと思います。
――物語が進むにつれて、咲坂と佳恵の関係に変化が出てきたりするのでしょうか。
仕事上ではライバルの咲坂と佳恵の間に熱海が入ったことで、お互い相手に対して「そんな面があったんだ!」という新しい発見が出てきます。「私は12年も結婚して一緒にいたけど、あの人の何を見ていたんだろう?」と、新鮮な目で相手を見直すシーンが今後出てくるかもしれません。
――最後に、ドラマの見どころを教えていただければと思います。
弁護士ドラマですが、全く肩肘張らずに見られます。咲坂がとても格好いいけど人間臭い。そして、元妻でライバル弁護士の佳恵とのやりとりが、これまでに見たことのない“竹野内豊”を引き出していると思います。2人のコミカルな掛け合いが癖になる作品です。見て損はさせない自信があります!
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