嵐・松本潤が主演するドラマ「99.9 刑事専門弁護士」(毎週日曜夜9.00-9.54)の第2話が、4/24に15分拡大で放送され、平均視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回放送の15.5%から大幅に視聴率を伸ばした。
4月クールの民放連続ドラマとしては最高視聴率でスタートしたが、その最高記録をさらに3.6ポイント更新した形だ。
「99.9―」は、刑事事件の裁判有罪率が99.9%という弁護士にとっては非常に不利な状況の中、残された0.1%の中に潜む事実を追い求める刑事専門弁護士の活躍を描いたリーガル・エンターテインメントドラマ。松本が「失恋ショコラティエ」(’14年1月クール、フジ系)以来、約2年3カ月ぶりの連ドラ主演で、初の弁護士役に挑んでいる。
これまでは「花より男子」(’07年ほかTBS系)をはじめ恋愛ドラマの印象が強かった松本潤だが、今回はことあるごとにオヤジギャグを連発し、スーツはたった一着のものをずっと着続ける「変人キャラ」を好演。香川照之演じる先輩弁護士・佐田と丁々発止で掛け合い、大人の骨太ドラマで新境地を見せている。
スタッフ陣も、ドラママニアから熱い支持を受けるクリエイターが名を連ねている。脚本は、松本主演ドラマ「ラッキーセブン」(’12年フジ系)ほかTEAM NACSの舞台も手掛けたことがある宇田学氏。演出は「民王」(’15年テレビ朝日系)での軽妙な演出が記憶に新しい木村ひさし氏や「木更津キャッツアイ」(’01年TBS系)シリーズなどの金子文紀氏が担当。またトリック監修には「TRICK」(’00年ほかテレビ朝日系)などを手掛けた蒔田光治氏が参加している。
共演者も、香川照之、榮倉奈々をはじめ、岸部一徳、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二ら個性派の芸達者ぞろい。松本が表紙・巻頭グラビアに登場している「ザテレビジョンCOLORS」(発売中 発行:KADOKAWA)でも、「どのキャラクターもめちゃくちゃ濃くて楽しい! せりふのテンション、間がどこか変わることによって、次の返しやドライブのかかり方も変わってくるんです」と語っており、個性派の共演者たちとの芝居を心底楽しんでいる様子だ。
第2話には、松本とはジャニーズJr.時代からの友人でもある風間俊介がゲスト出演。
深山(松本)は、居酒屋で口論になった男性を、もみ合いの末ナイフで殺害してしまった山下(風間)の弁護を担当。山下は「相手がナイフを出してきたため」と正当防衛を主張したが、供述に違和感を覚えた深山は被害者と山下に縁のある土地・静岡を訪ね、隠された事実にたどり着く…という展開だった。
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