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中居正広が父との最期の日々を初告白 「ずっと一緒にいたかった」

2016/05/01 12:18

30日放送の「中居正広の”終活”ってなんなの?~僕はこうして死にたい~2016」(フジテレビ系)で、中居が昨年2月19日に79歳で他界した自身の父・正志さんとの最期の時間について語った。

昨年も放送され、大きな反響があった「終活スペシャル」第2弾の今回は、「自分の死をイメージしているか」「どこで死にたいか」など5つのテーマで、中居と各世代のゲストが”死”と向き合った。

奇しくも前回の放送当日が正志さんのお通夜だったという中居。「元気な時はずっと一緒でした。2人でゴルフに行ったりお酒飲んだり。夢はまだ見ます」と告白。正志さんとの最期の時間を「ずっと一緒にいたかった」と振り返り、「痛いのだけは何とかしてくれないかなって(思っていた)。手術してから3ヶ月間、飲まず食わず、しゃべれずだったから。よくお父さん耐えたなと」と、当時の正志さんを慮った。

亡くなる1週間前には、2人で地元を巡る小さな旅に出た。中居が子どもの頃を過ごした藤沢時代のアルバムを見ながら、キャッチボールをした壁など思い出の場所を巡ったという。最期の瞬間にも立ち会えたと話す中居に、坂上忍は「中居くんの、お父さんの見送り方は本当にすごいと思う」と言葉を絞り出していた。

正志さんの葬儀では、「お父さんに手紙を書いて棺に入れました。それと、香取(慎吾)くんが病院にお見舞いに来てくれたときに僕の写真を紙に貼って”中居くんのパパへ”って絵を描いてくれたので、それを入れさせてもらった。喜ぶだろうなと思って」という一方、自身の死には「今の段階で奥さんもいないし子どももいない。遺す相手がないから」と、あまりピンと来ていない様子。結婚については「(結婚したいという)志高い意志があります。意志はあるけど踏み込めない。一人が好きです。なんでも独り占めしたい」と率直に語り、笑いを誘った。

番組では、親が生きている間に親の家を整理する「親家片(おやかた)」も特集。収録の数週間前に正志さんの遺品を整理したばかりという中居は、岡江久美子が「(父親が)亡くなって12年だけど、下着とかもそのままです。靴とか、名前の入っている背広とか」と話すと、「分かる分かる! 名前の入っている背広は僕も遺しましたね」と共感していた。

ゲストの生死観も多様。「どんな葬儀にしたいか」では、俳優の加藤諒が「悲しい雰囲気は絶対いや。理想はプロジェクションマッピング葬です。棺桶からプロジェクションマッピングで出てきて『皆さん今日はありがとう』っていうのをやりたい」という奇想天外な葬儀プランを明かすと、中居は「気持ち悪いよね」と笑いを取りつつ、「そういうのも出てくるかもしれないよね。暗いばっかりじゃないなって」と、斬新なアイデアに感心していた。

自身の父親を看取るという経験を経て、2度目の「終活スペシャル」に臨んだ中居。収録後には、「事件や事故のニュースを見たときにも、そこから何か”学び”がないと報いや救いがないのでは。そういう意識を持つことがちょっとした供養になるのかなと思います」と総括。同番組が2回目を迎えたことについては、「回を重ねることに意味があるのでは、と思っています」と、今後も”終活”のテーマに継続して取り組んでいきたいという思いを新たにしていた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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