5月14日(土)に公開される「世界から猫が消えたなら」のイベント試写会が5月1日、東京・イイノホールで行われ、主題歌に抜てきされた17歳の新人シンガーソングライター・HARUHIがスペシャルライブを行った。
同作は数々のヒット映画を制作してきた映画プロデューサー・川村元気が「LINE」連載小説という世界初の形態で発表した、同名の人気小説が原作。
余命わずかと宣告された佐藤演じる郵便配達員が、突然現れた“自分と同じ姿をした悪魔”に「世界から何かを一つ消すことで、一日の命を得る」という取引を持ち掛けられ、かつての恋人、親友、家族との絆を確かめていくヒューマンドラマだ。
5月11日(水)発売のデビュー曲「ひずみ」が本作の主題歌に起用された大型新人・HARUHI。主題歌に起用された感想をMCに聞かれ、HARUHIは「正直最初に聞いたときは、ちゃんと認識していなくて、今でも時々ビックリしながら…、楽しみです。本当に」と、やはり驚きが隠せなかったよう。
今回、歌を披露した感想については「映画と曲の世界観が本当に同じで、映画の最後の海のシーンとかを浮かべて、一人で海で叫んでいる気持ちとかを浮かべて歌っています」と初々しくコメントした。
サプライズゲストとして登場した佐藤健、宮崎あおいから絶賛コメントを受け、HARUHIは「もう本当に、映画でももちろん感動したので、この素晴らしい2人からそんなすてきな感想をもらえるなんて…」と照れ笑いを浮かべ、佐藤から「かわいいよねえ。歌っているときはもう17歳とは思えないすごい堂々とオーラが出ているけど、喋ると急にかわいらしくなるよね」と、賞賛を受けた。
ロサンゼルス生まれの17歳という触れ込みのHARUHIということで、佐藤から「ずっとアメリカで育ったんですか?」という質問が。HARUHIは「いや、ほとんど日本で…」と素直に返す。
ますます気になったのか、佐藤は「ほとんど日本なんだ。日本で育って普通の暮らしをしていたんですか? どんな暮らしをしていたんですか?(笑) 幼少期とかどうお過ごしになられたんですか?」と質問攻めが。
会場から笑いが起きる中、HARUHIは恐縮しきりで「普通にです。でも、普通の高校生活は分からないんです。インターナショナルスクールに行っているから。たぶん普通とは違うんでしょうね」と、コメントするのがやっとだった。
一方、宮崎は、自身の17歳のころと重ねて「自分では(当時)自分のことを大人だと思っていたけど、今考えると全然大人じゃなかったと。HARUHIさんを見ていると大人っぽいし、でも、先ほど初めてごあいさつしたんですけど、何かちょっと飛び跳ねている感じがチャーミングで(笑)。歌っているときはあんなに色っぽかったり、大人っぽかったりするのが、違う顔はすごくキュートだなあって。そのギャップがすごいすてきだなと思いました」と、HARUHIに“ギャップ萌え”していた。
最後にHARUHIは「これが私の初めてのプロジェクトなので、こんなに素晴らしいプロジェクトに参加させていただいて本当に光栄です。皆さまも友達や家族と一緒にもう一度映画を見たいって人は、ぜひ映画館に来てください。ありがとうございます」と、堂々と締めくくった。
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