10月3日(月)にスタートする予定の芳根京子が主演を務める連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK総合ほか)。5月16日、追加キャスト発表と記者会見がNHK大阪放送局で行われ、ヒロイン役の芳根と共に追加キャストが登壇した。
このたび発表されたキャストは、主人公の坂東すみれの母・はな役と、本作のナレーションに菅野美穂、すみれの父・五十八役に生瀬勝久、すみれの姉・ゆり役に蓮佛美沙子、すみれの幼なじみで、生涯にわたってすみれを支え続ける野上潔役に高良健吾。
五十八役の作った繊維会社“坂東営業部”の番頭・野上正蔵役に名倉潤(ネプチューン)、坂東家の女中の娘・小野明美役に谷村美月、すみれの女学校時代の同級生・多田良子役に百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、同じく同級生の田坂君枝役に土村芳、すみれにとっての物作りの師匠と言うべき存在になる、靴店店主の麻田茂男役に市村正親、すみれの祖母・トク子役に中村玉緒が決定した。
今回の発表に当たって、制作統括の三鬼一希氏は「今回、ヒロインの人生を彩る家族や仲間を演じていただく出演者の方が決定しました。たくさんの人々に楽しんでもらうためのドラマを作っていくに当たり、まばゆいばかりの輝きを放つ俳優の方々にご出演いただくことになりました。まさに飛び切りの“べっぴんさん”ぞろいです。10月から始まる『べっぴんさん』どうぞご期待ください」とコメント。
連続テレビ小説95作目となる本作は、“お母さん”が主人公。舞台は戦前から戦後の混乱期、そして高度経済成長期の神戸と大阪。財産を没収され、家も焼かれ、出征から戻らぬ夫を待ちながら途方に暮れるお嬢様育ちのヒロイン・すみれが、幼い娘のため、生き抜く手段として“子供服専門店”を立ち上げる。
それは子供服に理解の浅い“男社会”の衣料品ビジネスに風穴を開け、ついには宮内庁御用達にまでなっていく。
本作は「子供のため、ママのために」と子供服専門店を創業した実在の人物・坂野惇子(ばんのあつこ)さんとその仲間たちをモデルにしている。
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