4年ぶり「勇者ヨシヒコ」がバカバカしさ全開で撮入!
低予算冒険活劇の第3弾「勇者ヨシヒコと導かれし七人」('16年放送、テレビ東京)が山形でクランクインし、山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸がコメントを寄せた。
本ドラマは山田が主演を務め、“低予算”を武器に深夜にゆる~く展開するRPG風ドラマで、4年ぶりとなる続編。
主人公で勇者のヨシヒコ役・山田は「現場に入って芝居をしてみると、4年たっていてもその時間が『パッ』となくなり、ボケとツッコミがいつも通りの感じで始まりました」と撮影初日を振り返った。
また、山田は「前回時間の関係でできなかった事もしっかり練った状態でできたらと思い、今回しっかりと時間を取って準備ができたのでうまく進んでいます。これまでも盗賊やゲストで、よく出演してくれたなっていうような方々がいっぱい出てきましたが、今回も『勇者ヨシヒコ』という世界観の中でカブせるネタはカブせたり、また新たな事をやったり、プロデューサー陣が皆、頭を抱えるような事を台本でどんどん入れていったりして(笑)。これはどんどん面白くなるな、と思っています」と撮影好調を報告した。
村の娘・ムラサキ役の木南は「第3弾は、もっとすぐやると思っていましたけど、このタイミングでビックリ。プライベートでも皆さんに何年も会ってなかったので『大丈夫かな』と不安だったんですけど、初日の最初の2時間くらいで慣れました」と安心した様子。
魔法使い・メレブ役のムロは「メレブはもう一度やらないと気が済まないと思ってましたので、続編は率直にうれしかったですね。さすがに4年空いたらなんか思い出す作業が必要になるのかなと思いましたが、衣装を着て4人で並んだら、一切思い出す必要はなかったです。宅麻さんも含めて、木南と隣で目を合わせて『大丈夫だな、コレ』って」と変わらぬ一体感があったことを報告。
放送を楽しみにする視聴者の声はムロにも届いているようで、「期待がすごく高いのをヒシヒシと感じております。その期待に応える、大きく超える、そして裏切る準備が既にできております。大いに期待していただいて、こちらも大いにスカしてみせたいと思いますし、しっかりお応えしたいと思っております」と“期待以上の仕上がり”であることを明言した。
ヨシヒコたちを導く仏役の佐藤は「あんなバカバカしい作品をまたまた作るなんて、テレビ東京の懐の深さと勇気を感じました。全身全霊でバカバカしさを探求したい」と自虐的に番組愛を語った。
さらに、戦士・ダンジョー役の宅麻は「還暦になっちゃったから疲労回復にはちょっと時間がかかるかなっ(笑)」とおどけつつも、多くのファンに向けて「視聴者の方も楽しみにしてくれていると聞いて、非常にうれしいし、ぜひ今までよりパワーアップした『勇者ヨシヒコ』を見てもらいたい。楽しみにしていてください!」とアピールした。
'16年テレビ東京で放送予定
脚本・演出=福田雄一
チーフプロデューサー=浅野太
プロデューサー=小松幸敏、和賀裕則、手塚公一
出演=山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸 ほか