テレビ東京系で7月から放送される「ドラマ24」枠は、生瀬勝久主演の「侠飯~おとこめし~」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか)に決定した。
本ドラマは、作家・福澤徹三の同名小説を映像化したもの。ヤクザの組長・柳刃竜一(生瀬)が抗争に巻き込まれた大学生・良太の家に転がり込み、なぜか絶品の料理を振る舞うというストーリー。
テレビ東京が得意とする、深夜に食欲を刺激する“夜食テロ”ドラマでありながら、“任侠×グルメ”というこれまでにない組み合わせの作品が誕生する。
また、本作では就職活動中で迷いを抱えている良太が、柳刃の生き様に『自分がどう進むべきか』というヒントを得ていく。柳刃が披露する料理だけでなく、良太の成長物語も楽しめる。
テレビ東京のドラマ初主演、テレビ東京のドラマに登場すること自体が21年ぶりとなる生瀬は、料理好きのヤクザの組長という役どころ。料理好きを自負する腕前にも注目が集まる。
演出を手掛けるのは、任侠の描写に定評のある榊英雄監督。また、映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズ('85~'88年)、「あぶない刑事」シリーズ('85~'16年)など、ハードボイルド作品を得意とするセントラル・アーツがテレビ東京と共に制作を担当する。
柳刃が身を寄せることになる部屋の住人・良太ら共演者は近日発表予定。
生瀬は「ドラマの話をいただいた時は、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、主人公の柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感じました。一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくないし、こだわりを持って料理をしているんだろうなと想像しています」とコメント。
「生瀬の思う『侠飯~おとこめし~』とは?」という質問には「女性が作る繊細なものとは違って、勢いや思い切りで料理を作る人物というイメージで役作りをしています。原作に登場する料理は、特別な食材ではなく、家にあるものを使って作ります。私も料理をするのが好きなので、真似したくなりましたね」と語った。
「普段は食べたいと思った料理のレシピを調べて、その通りに作る」という生瀬は「重要なのは、手際と塩加減と温度。自分の舌に合うものを作りたいという思いが、料理をする動機になっています」と“料理男子”の一面を見せた。
また、テレビ東京のドラマに21年ぶりの出演については「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、作りたいものを作っている印象がある。久しぶりに参加できて、非常にうれしいです。面白いと思うポイントは人それぞれなので、『一度見てみて』というスタンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ。気に入ったらずっと見てください」とアピールした。
榊監督は「ドラマの見どころはアクションあり、笑いあり、泣きあり、いろいろな意味で百花繚乱なドラマになると思います。『ドラマ24』の中でも異色の楽しく、激しく、おいしい、面白いドラマになるよう頑張りますのでご期待下さい。よろしくお願いします」と力を込めた。
そしてテレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは「名バイプレイヤーでもある生瀬さんのコメディーセンスは天才的だと尊敬しておりますが、今回演じるクールでハードボイルドな役どころも非常に似合っています。セクシーな生瀬さんにご期待ください!
『こんなとんがった企画を放送できるのはテレビ東京ならでは!』という幸せをかみしめながら、多くの皆さんに楽しんでいただけるドラマになるよう全力で制作にまい進します!」とテンション高く番組を宣伝した。
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