“登場人物がクズばっかりなのに楽しい!”とSNS等で盛り上がりを見せる金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)。5月27日(金)放送の第5話からは、ついに後半戦に突入する。そこで、麻也子を演じる栗山千明が、現時点で一番クズだと思う登場人物を選出した。
麻也子の親友・久美(高梨臨)は親友の夫である航一(稲垣吾郎)と不倫中、玲子(橋本マナミ)も男を取っ換え引っ換えしながら不倫を繰り返す。麻也子の元彼・野村(成宮寛貴)も、複数の女性と関係を持つなど、まさに不倫のオンパレード。そんな中、栗山が選んだのは「不倫は最低」と言いつつ、実は不倫進行中の久美だ。
「航ちゃんのことを純粋に好きになってしまっていて、麻也子には会いづらいという感じなら、まだ気持ちも分かるんですけど…。久美は普通に麻也子と接するし、むしろ第5話では麻也子と通彦(市原隼人)が会うように仕向けたりもする! 何食わぬ顔をして、陰でヒドいことをするのが、一番リアルで怖いです」と久美のクズっぷりを指摘。
また、怖い人物としては第5話で麻也子への束縛と執着をヒートアップさせる航一を選んだ。「航ちゃんの場合は下手な愛情表現の一つでもあるから、憎めない部分もあるんですけど、やっぱりあの監視と束縛は激し過ぎて怖いです(苦笑)。携帯チェックも、レシートチェックも、門限も、身体検査も…絶対に無理!」と、結婚して5年も耐え続ける麻也子のすごさに驚いた。
ストーリーは、ついに通彦と一線を越えてしまった麻也子。そんな中、野村との不倫の代償に航一からの厳しい監視と束縛がスタートする。そんな仕打ちに耐え、通彦との連絡も絶った麻也子は、久美が巧妙に仕組んだ“裏切りのバーベキュー”で通彦と再会。
通彦と距離を置きたい麻也子だったが、ある事情から人目のない小屋で通彦と二人きりに。やがて、揺らぐ心を抑えきれなくなり、通彦と激しく求め合ってしまう。そんな中、来る予定ではなかった航一がその小屋へ接近し…。
また、第5話では放送中に番組公式ツイッターと連動する企画も予定。スマートホンを使用して、写真やメールを送るシーンが多い今回は、リアルタイムで番組公式ツイッターにも同時に公開。ドロドロ愛憎劇を疑似体験できる試みとなっている。
それぞれの思惑が渦巻く今作。果たして、麻也子が満たされる日は来るのか? ますます加速する濃厚なストーリーに一緒に溺れよう。
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