昨年12月に公開され、興行収入32億円を記録した大ヒット映画「orange-オレンジ-」が、6月15日(水)にBlu-ray&DVDで発売されることが決定。今回、同作で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した土屋太鳳と山崎賢人の他、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみが特典映像に収められるビジュアルコメンタリーの収録に臨んだ。
撮影終了から数カ月ぶりに集まった6人。撮影中から仲の良かった6人は「懐かしい~」と久しぶりの収録でも和気あいあい。
土屋演じる菜穂が桜を眺めるシーンや、広い空がオレンジに染まる夕焼けのシーン、教室の外に見えるアルプス山脈など美しい映像が印象的な本作。
映像を見ながら「これは本物?」「これはCG?」とスタッフに尋ね、「え? これCG?」と驚きながらも、「本当に景色が美しかったから、合成していても本物かCGか分からないね」と一同感嘆しきり。
ほとんどのシーンで、そのシーンに出番がなくても6人は現場にいたため、その日の天気や気温、どうやってこのシーンを撮影したかなどそろって思い出し、「そうそう!」と次々裏話を披露していった。
同窓会のように話が弾む中、劇中で面倒見の良い少し大人っぽい貴子を演じた山崎紘菜が、時折、主役の菜穂を演じた土屋に「この時どんな気持ちだったの?」「菜穂になるために意識していたことはどんなこと?」と質問、役さながらにまとめ役を買って出て収録の進行をサポートした。
切ないシーンも多いため、一同は「あ~ここ本当に切ない!」「あ、ダメだ、このシーン泣いちゃう」など、映画を見て感じたこともそのまま言葉にしたり、感動するシーンでは声をそろえて「きたー!」と観客目線で盛り上がる一幕も。
最後に、翔を演じた山崎賢人は「この6人で過ごした時間にはウソがない。だから楽しくて、みんながいとおしくて、きょうこうやって6人で見られてうれしかった。DVDを見てくれる人たちにも、(作品を)大切に思ってもらって何回も見てもらえたらうれしい」とメッセージ。
また土屋は「このメンバーで(この作品が)できたことが本当にうれしいし、本当に良かったなと思う。この6人が本当に素晴らしいし、絆を感じる。(この作品には)その役を生きた時間がしっかり残っているから、“愛情”とか“命”のバトンが、このDVDを通していろんな人たちに届いたらいいなと思います」と語り収録を締めくくった。
そして今回公開されたダイジェスト動画には、土屋が共演者に向けて「みんな大好き~本当! ありがとうございました」と笑顔で語る場面も収録されている。
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