広瀬すず、いきものがかりの主題歌に「鳥肌が…」
広瀬すず、山崎賢人W主演による実写映画「四月は君の嘘」の主題歌が、いきものがかりに決定した。映画のために書き下ろされた主題歌のタイトルは「ラストシーン」。
また、この発表に合わせて予告映像も解禁となった。広瀬と山崎が約半年間におよぶ楽器の猛練習を経て臨んだ演奏シーンなどが、いきものがかりの楽曲に乗せてドラマチックに展開される。
いきものがかりの3人は、主題歌のオファーをもらった感想を「『SAKURA』というデビュー曲を持つ僕らにとって、春というのは特別な季節です。またこの季節に縁深い作品に関わるのだなと思って、不思議な感慨を覚えました」とコメントを発表。
曲作りには原作から受けたインスピレーションが大きかったようで「原作中の宮園かをりの笑顔や弾き姿が、悲しさも切なさもかわいらしさも、すべてを内包しているような気がして、絵にここまで何かを触発されるというのは、自分としては初めての体験でした」と明かしている。
さらに、楽曲を聴いた広瀬、山崎もコメントを寄せており、広瀬は「かをりと公生の切ない関係や作品の世界観が曲から伝わってきて、鳥肌が止まりませんでした」と称賛。山崎は「いろんな感情がこの曲と共に込みあげてきました。映画の余韻に浸れるような、作品にぴったりな曲だと思います」と感動を表した。
映画「四月は君の嘘」は9月10日(土)に全国公開。天真らんまんなバイオリニスト・宮園かをり役を広瀬、かをりに引かれていく天才ピアニスト・有馬公生役を山崎が務め、楽器を通じて絆を深めていく二人の青春が描かれる。
【いきものがかりコメント】
――主題歌のオファーがきた時の感想を教えてください。
「四月」や「嘘」というキーワードたちが一体なにを意味するのか、そこにシンプルに興味が湧きました。「SAKURA」というデビュー曲を持つ僕らにとって、春というのは特別な季節です。またこの季節に縁深い作品に関わるのだなと思って、不思議な感慨を覚えました。
――作品(原作&映像)をご覧になった感想を教えてください。
原作をすべて読ませていただきました。音も出ず、静止画である絵というフィールドの中で演奏シーンを伝えるのは、本当に難しいことだと思うのですが、そこでは雄弁なほどに音が鳴っていました。主人公たちが演奏をするその弾き姿が、歌を作る上で、たくさんのイメージを与えてくれました。
――曲作成に当たって、意識したことを教えてください。
宮園かをりの笑顔そのものが、物語を生んでくれるような気がしました。原作中の宮園かをりの笑顔や弾き姿が、悲しさも切なさもかわいらしさも、すべてを内包しているような気がして、絵にここまで何かを触発されるというのは、自分としては初めての体験でした。
――特に聴いてほしい箇所やこれから聴く方へのメッセージをお願いします。
一つ一つの言葉が、際立つように、メロディーを置いていったつもりです。ぜひ、ご自分の大切な方を思い浮かべて、作品とともに楽曲も聴いていただけたらうれしいです。
【広瀬すずコメント】
(いきものがかりの楽曲を聴いて)かをりを演じていたときに感じていた、心がぎゅうっと締め付けられるような感情が一気に込み上げてきました。カラフルな毎日に隠された一つのうそに、苦しくなったり、寂しくなったりする、かをりと公生の切ない関係や作品の世界観が曲から伝わってきて、鳥肌が止まりませんでした。
大切な人を思うことや音を奏でる感覚、かをりの心が、この作品を通して少しでも多くの方に届く事を楽しみにしています。
【山崎賢人コメント】
ポジティブな気持ちと、センチメンタルな気持ち、いろんな感情がこの曲とともに込み上げてきました。映画の余韻に浸れるような、作品にぴったりな曲だと思います。いきものがかりさんとは、作品でご一緒するのは2回目なので、また共に作品を作る事ができてうれしいです。
すてきな作品ができましたので、映像と音楽、そしていきものがかりさんの曲と共に最後まで劇場で映画の世界に浸ってほしいです。
9月10日(土)全国ロードショー
【映画公式HP】kimiuso-movie.jp/
【予告映像HP】youtu.be/Z6Ex2D0FmC4