吉幾三、試飲で黒糖焼酎1本をカラに!
CS放送の歌謡ポップスチャンネルで6月に特番として放送される、吉幾三が出演する『あなたの街に聞きに幾三!!~心で歌うのど自慢~』の会見が都内で行われた。取材が行われたこの日は、番組の収録終わりでそのまま羽田空港から取材現場へと直行したとのことで、収録での興奮冷めやらぬ中での会見となった。
番組では、吉に聞いてもらいたい苦労話や面白い話、そして歌を事前に募集。そのお便りを元に、吉がダチョウ倶楽部の肥後克広、上島竜兵と共に、それぞれ奄美大島と神戸に住む相談者の元へ向かい、“話”と “歌”を聞き、吉がお返しに1曲歌を熱唱する。楽曲に込められたドラマと実際の人間ドラマが交錯する、新しい形の音楽ドキュメンタリーとなっている。
今回の収録では、演歌歌手になりたいという9歳の女の子に上島とともに神戸で会い、奄美大島では、肥後と民謡歌手に会いに行ったが、吉は「それぞれの場所に縁があるはずの二人(神戸で育った上島と母親が奄美大島出身の肥後)が、(地元のことを)何も知らなくて、役に立たなかった。今度は、いっそのこと知らない場所に行きたい」と、続編に期待していた。また、ロケでは地元の人とのふれあいもあり、奄美大島では、42度の黒糖焼酎を試飲で1本空けたり、街中で写真やサインに快く応じたりするなど、歌番組では見られない吉の姿を垣間見ることもできる。
吉とダチョウ倶楽部は、何度か面識はあったそうだが、共演は今回が初。しかしながら、ダチョウ倶楽部の持ちネタで、上島が地面を強く踏むとその場にいる他の人が飛び上がるというジャンプ芸では、3人揃って飛び上がったり、キス芸の際、上島がためらう姿を見せると、先輩である吉からキスをしたりするなど、すっかり息のあった様子を見せた。
今回のロケでは、ダチョウ倶楽部のメンバーである寺門ジモンが参加できなかったが、そのことについて、吉が「彼はどうしたの」と尋ねると、上島が「すみません。肉の買い付けがあって」と言い、肥後も「本職が忙しくて」と話し、会場を笑わせていた。
肥後と上島がこぞって「すごく優しい、気さく、人間味がある、温かい」と評した吉の飾らない姿を見ることができる同番組は、CS放送 歌謡ポップスチャンネルにて6月12日(日)前10:00から放送される。
6月12日 (日) 前10:00~11:00
CS放送 歌謡ポップスチャンネルにて放送