“できしな”で胸キュン男子・健太郎が憧れる俳優は!?
アラフォー女性の恋愛事情を赤裸々に描いた「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)で、徳井義実扮する桜井の高校生時代を演じているのが健太郎。今年の春、高校を卒業したばかりの18歳だ。
「ドラマを見てくれた友達からは“すごく青春しているね”って言われます。実際、憧れるエピソードがあったりして、本当に楽しく演じられました。僕は高校2年まではバスケ部だったんですが、バスケのシーンは体がなまっていてあまりうまくいかず…。とはいえ、シュートするシーンなどはカメラを意識せず、アツくやらせていただきました! 僕自身の高校生活は、あそこまでキラキラしてはいなかったと思うんですが、体育祭の応援団で団長をやったりと色々楽しかったです。」
知人の紹介で、活動を始めた健太郎。モデルとして活躍後、‘14年に「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジ系)で俳優デビュー。その後、「学校のカイダン」(日本テレビ系)など話題作に出演してきた。だが、もともとはこの世界にも興味はなかったそう。
「初めて人前で演技をしたのは、蜷川幸雄さんの演出の舞台のオーディションでした。そのころは、“芝居をする”ということがどういうことかもわからず、セリフだけを覚えて会場に行ったんですが、それが間違いで…。周りは同世代の人ばかりだったんですが、みなさん真剣な表情で演技をしていたんです。本当に恥ずかしいと思いました。ただ、それから芝居に対しての興味が沸いてきました。そんな中、『昼顔―』に出演させていただき、演技の難しさを知りました。監督が本当に厳しい人で、何度もぼろくそに怒られた思い出ばかりです…(笑)。でも、今思うとあれがなければ自分はここにいなかった。あそこで指導していただいて本当に感謝しています」
そんな彼は、大好きな映画『ノーカントリー』で殺し屋に扮しているハビエル・バルデムのような役者に憧れるとのこと。
「ハビエル・バルデムは映画によって見せる顔が全然違うんです。『ノーカントリー』では狂気を感じさせて、『それでも恋するバルセロナ』ではダンディーさとかわいらしさを見せる。そんな俳優になりたいです。これまで、不良や爽やかな好青年タイプが多かったんですが、オタクとか猟奇的な殺し屋とか、いろいろなタイプの人間を演じていきたい。自分と違うキャラになれるって楽しそうですから」
7月からは日曜劇場「仰げば尊し」(TBS系)、来年には映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』の出演が決まっている健太郎。「今までとは違う役にチャレンジしています。新たな僕を楽しみに見てください!」
「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」6/17(金)最終回夜10.00~10.54 TBS系
「仰げば尊し」毎週日夜9.00~9.54 TBS系
映画「チア☆ダン」2017年公開