綾野剛、「また悪い人をやりたい」

2016/06/09 14:56 配信

映画『日本で一番悪い奴ら』で悪事に手を汚す北海道警の刑事・諸星要一を演じた綾野剛

映画『日本で一番悪い奴ら』で悪事に手を汚す北海道警の刑事・諸星要一を演じた綾野剛

綾野剛が映画『凶悪』の白石和彌監督とタッグを組んだ『日本で一番悪い奴ら』が6月25日(土)公開される。本作は、綾野があらゆる悪事に手を汚す北海道警察本部の刑事・諸星要一を熱演。体重を10kg増減させるなどし撮影に挑み、諸星のたどった26年を体当たりで演じ切った。

――映画のオファーがあったときのお気持ちは?

「拳銃200丁、覚せい剤130キロ、大麻2トン」って書かれたプロットと、タイトルを見た瞬間に、受けようと思いました。

――綾野さん演じる「諸星要一」はどんな刑事でしたか。

すごく愛情深い男です。彼が持つ“正義”は犯罪という間違った方向に進んでしまうのですが、そのまっすぐさはブレない。演じていて、彼のことがいとおしくなりました。

――役について監督とお話はされましたか。

正直、この諸星という人間をどう生きたらいいか、まったく分かりませんでした。撮影に入る前日に白石監督と飲みに行ったんですが、そこで作品についていろいろお話させていただきました。台本にはないけど、ここでビンタしようかとか。話した感覚がほとんど一致していたんです。この作品をどう作り上げていけばいいか方向性が決まった、大きな1日でした。

――役作りはどのようにされるのですか

僕はどんな作品に対しても自分をなくすっていう作業をしているんです。役が主役であって、僕は裏方なので。体調面はちゃんとしなきゃいけないですが。あとはどれだけ現場を信頼できるかだと思います。一人で役を作らないって決めているので。現場に行って皆と一緒に作ってもらう感じですね。

――今回の現場はいかがでしたか

最高でした。唯一無二の現場でした。またやりましょうって監督と話しているんです。「また悪い人やりましょうね」って言われたので、また悪い人だと思います(笑)。

――俳優をしている上で心がけていることは何ですか

自分の可能性は自分じゃ広げられないことの方が圧倒的に多いので、自分が考えてる思想を一切振りかざさない。押し付けない。相手が考えていることを聞いて、それを表現しようという心が大事だと思うので。それだけです。

【公開情報】
映画『日本で一番悪い奴ら』
2016年6月25日(土)全国ロードショー
公式HP  http://www.nichiwaru.com/

【放送情報】
CS放送の映画・チャンネルNECO では映画公開にあわせ6月に綾野剛の出演作品を放送する
『新宿スワン』
6月18日(土)夜9:00-11:30、6月30日(木) 夜9:00-11:30
『白ゆき姫殺人事件』
6月10日(金)夜8:50-11:00、6月25日(土)夜9:00-11:20