「うるせ~口だな」山崎賢人のドSセリフに悲鳴が!
公開中の映画「オオカミ少女と黒王子」の大ヒット舞台あいさつが行われ、主演の二階堂ふみ、山崎賢人が登場した。本作は、土日2日間で19万2506人を動員し、興行収入2億3362万円を記録。公開初日から女子中高生でにぎわい、女性を中心に絶大な支持を集めている。
ドS王子という役どころに挑戦した山崎、自身のドSなところについて聞かれ、「あんまりないんですよね。お芝居だから楽しんでやれました。男から見てもかっこいいセリフはありましたね」とコメント。特に好きなセリフを聞かれると、「全部好きですけど、特に“うるせー口だな”っていうセリフですかね」と劇中のセリフを言うと、会場の観客はうっとり。「マネージャーさんとご飯に行ったときに、普段はあんまりおごったりとかはないんですけど、おごったことがあって、“これでオレに頭あがんないな”ってふざけて言ってみたり(笑)」とお茶目なエピソードを披露した。
現場の雰囲気については「年齢関係なく、いいものを作っていこうとする現場でしたね」と二階堂。山崎は「クランクインのときに、まだドSになりきれてなかったんですね。服とリュックをぶつけるシーンがあるんですが、ふみちゃんに“もっときてよ!と言われて、吹っ切れました」と現場でのエピソードを明かした。現場での雰囲気も抜群で、イベントで地方に行った際には、出演者や監督と屋台に行くこともあったそう。「トランプで負けた人がトマトジュースをおごるっていう健康的な罰ゲームをやりましたね」(二階堂)と笑いの絶えない現場だったようだ。
公開前から数々のイベントやキャンペーンで、共に過ごしてきた2人。今回が最後の舞台あいさつということで、お互いへ感謝の気持ちを伝えることに。
二階堂から山崎へは、「エリカというキャラクターを作る上で、山崎くんがいてくれて本当にありがたかった。というか、山崎くんあってのエリカだったので感謝しています。6年ぶりに共演できて、刺激になる同い年の俳優さんだと思います」とメッセージを送った。山崎から二階堂へは、「ふみちゃん、ありがとう。ふみちゃんとはデビュー作で出会って、それまで違うジャンルのものをやってきて、いろんなことを教えてもらってすごく楽しかった。本当にいい時間を過ごさせてもらって、ありがとう、という気持ちですね」と締めくくった。